デイリーニュース

  • 拷問人の告白:元アブグレイブ刑務所の尋問官が語る

    エリック・フェアは、民間傭兵企業CACIに雇用された軍事請負業者の一員として、イラクで尋問官を務めました。フェアがアブグレイブ刑務所およびファルージャに配置されたのは2004年のことでした。最近出版された彼の回想録の中で彼は、囚人の口を割らせるために行われた暴力行為から睡眠遮断や長時間の無理な姿勢の強要、隔離など、イラクで自分がしたこと、そして自分で目にし耳にしたことに今でも悩まされると書いています。米軍はこれらの行為を、「強化尋問」と呼びますが、エリック・フェアはこれらを「拷問」だと言います。フェアは「イラクで神が誰かの味方をするとしても、それは自分ではないだろう」と記しています。

    dailynews date: 
    2016/4/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アイスランド首相「パナマ文書」で辞任 海賊党への支持上昇

    アイスランド首相が 5 日辞任しました。「パナマ文書」公表後、初の大物の失脚となります。パナマに拠点を置く法律事務所モサック・フォンセカから流出した文書によると、シグムンドゥル・ダビド・グンロイグソンは妻とともにオフショア会社を所有していましたが、議会に当選した際に申告しておらず、何百万ドルにも及ぶ家族の資産を隠蔽したとして非難を浴びました。グンロイグソンの辞任は、4日、レイキャビクで首相辞職を求め 2 万人を超える抗議者達がアイスランド議会に結集するという、アイスランド史上最大のデモが繰り広げられたことを受けて現実化しました。アイスランド議会議員で海賊党の非公式党首ビルギッタ・ヨンスドティルがゲストです。海賊党は、パナマ文書流出後、支持が急騰し世論調査によると支持率は 43 パーセント、現在アイスランドで最も人気の高い政党です。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    7
  • 特別レポート:反緊縮運動を展開するプエルトリコの学生たちの声を聞く

    プエルトリコの大学生達は、高等教育制度を脅かす緊縮政策措置に反対する一連の抗議運動を展開しています。5 日の夜、バヤモンにあるプエルトリコ大学のキャンパスでは無期限ストに突入するかの賛否を問う投票を行いました。また、同大学のポンセ校では 72 時間ストの賛否が投票されました。プエルトリコ大学のウツアド校も学生達が閉鎖しています。3 月には「アシエンダ」という通称をもつプエルトリコ財務省前で、学生達が抗議活動を行いました。学生数人がプエルトリコ財務省次官のフアン・フロレス・ガラルザと会談する場が設けられました。デモクラシー・ナウ!のフアン・カルロス・ダビラが現地から報告します。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    6
  • ウォール街とワシントンに衝撃 プエルトリコ 720 億ドルの公的債務の返済を延期

    プエルトリコ議会の上下両院が、知事に公的債務 720 億ドルへの返済支払い延期権限を与える非常事態宣言を通過させ、プエルトリコの歴史的な債務危機をめぐり、プエルトリコ議会とヘッジファンドの激しい対決が必至となりました。この法案は、プエルトリコ知事に「自治政府の財政資金を公共サービスを最優先して割り当てることで、健康、安全、福祉を保護する」権限を与えています。この衝撃的な動きの前日、ヘッジファンドの一団は、プエルトリコの政府開発銀行の資金凍結を求めて訴訟を起こしました。同銀行による公的サービスへの出費を止め、その金をヘッジファンドへの次回の債務返済に充てさせるのがねらいです。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    5
  • バーニー・サンダースの NY デイリーニュース紙編集局との会談に出席していたフアン・ゴンザレス 真相は?

    バーニー・サンダースがNY デイリーニュース紙編集局にインタビューされたときの受け答えがひどかったと、多くの企業メディアが、袋叩きにしています。ワシントンポスト紙は「デイリーニュースのインタビューでサンダースが答えに窮した 9 つの事柄 ("9 Things Bernie Sangers Should've Known About But Didn't")」と題した記事を掲載しました。元オバマ大統領の顧問であるダン・ファイファーは「デイリーニュース編集局でのサンダースの会談内容の書き起こしを見たが、トランプのワシントン・ポスト紙でのインタビューと並ぶお粗末さ」とツイッターに書きました。デイリーニュース紙のコラムニスト、フアン・ゴンザレスは、会談に実際に参加していましたが、彼の見方は違います。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    4
  • バン・ジョーンズはこう見る: 「白人の激しい怒りという火山」が「危険な」候補トランプを噴出させた 

    共和党大統領候補のドナルド・トランプは、米国在住のメキシコ人が故国の家族に送金するのを阻止すると脅しをかけて、メキシコ政府に国境の壁建設の資金を支払わせると提案しました。違法の可能性もあるこの提案に、新たな批判の声があがっています。ドナルド・トランプはこれまでにもメキシコ人を強姦者と呼び、ムスリムの米国入国禁止を提案 し、クークラックスクラン(KKK)の元最高幹部ディビッド・デュークによる支持表明を拒否することを拒みました。今回の提案は物議をかもしてきた、こうした人種差別的で排外的な 一連の発言の流れを汲むものです。トランプの選挙活動を「これまでの人生で私が目にしてきた中で最も危険な展開」と呼ぶ CNN の政治評論家のバン・ジョーンズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    3
  • バン・ジョーンズ:ニューヨーク州予備選はバーニー・サンダースとヒラリー・クリントンにとって「決死の争奪戦」

    ウィスコンシン州で勝利を収めたバーニー・サンダースとテッド・クルーズは、来週行われるニューヨーク州の予備選に集中しています。バー ニー・サンダースとヒラリー・クリントンは、4 月 19 日の予備選に先行して 14 日にニューヨークで討論会を行う予定です。民主党両候補の対決について、CNN 政治評論家のバン・ジョーンズに聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「二番手候補の勝利」:サンダースとクルーズがウィスコンシン州で大勝 最有力候補を足止め

    5日、ウィスコンシン州の大統領予備選で、最有力候補に水をあけられている民主党のバーニー・サンダースと共和党のテッド・クルーズが大差で勝利し、両候補にとって晴れがましい一夜となりました。サンダースは 56 パーセントを得票し、ライバルのヒラリー・クリントンを制覇しました。テッド・クルーズは、共和党最有力候補のドナルド・トランプに 13 パーセントの差で大勝しました。政治アナリストで活動家のバン・ジョーンズと、ウィスコンシンに拠点を置く雑誌『プログレッシブ(the Progressive)』の編集者ルース・コニフから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • シチズンズ・ユナイテッド判例のせいで外国の大富豪が今回の大統領選を買収する可能性はあるか? FEC委員が反論

    「パナマ文書」(Panama Papers)公表と時を同じく、ここ米国では、いわゆるダーク・マネー(黒い金)という未公表の政治献金についての懸念が高まっています。連邦選挙委員会(FEC)の一部のメンバーたちは現在、選挙資金規制のさらなる強化と、選挙運動における無制限の企業献金という門を開いたシチズンズ・ユナイテッド判例のより狭い解釈を求めています。FEC委員のエレン・ワイントローブに話を聞きます。ニューヨークタイムズ紙の彼女の署名入り記事Taking On Citizens United(『シチズンズ・ユナイテッド判例に挑戦する』)は、米国人は、米国企業が外国人株主たちからの資金を米国の選挙に影響を与える目的で使わないという保証を得る資格があると主張しています。ワインとローブはまた、州代議士と連邦代議士に、国内企業がその表向きの顔となって海外からの資金が米国の選挙に浸透するなどということがないと保証するよう呼びかけています。FECは、連邦選挙を公正にすることを保つ任務を負う政府の監視機関ですが、同委員会の3人の民主党メンバーと3人の共和党メンバーが、党派対立しているために実質的な停止状態にあります。

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    2016/4/5(Tue)
    記事番号: 
    4
  • パナマ文書の記者たちが説明するデータジャーナリズム史上最大の暴露が実現した過程

    世界中の数百人のジャーナリストが、様々な国の富裕層と権力層がタックス・ヘイブン(租税回避地)を使っていかに資産隠しをしているかを明らかにする1150万点のファイルを精査しました。これらのファイルは2015年に匿名の情報源から漏らされたものです。ファイルの流出元は世界で最も秘匿性の高いオフショア会社の1つで、パナマを拠点とする法律事務所モサック・フォンセカです。これらのファイルはドイツ紙「ジュートドイチャー・ツァイトン」(南ドイツ新聞)が匿名の情報源から入手しました。同紙はこの情報を「国際調査報道ジャーナリスト連合」(International Consortium of Investigative Journalists)と共有しました。ニューヨーク・タイムズ紙は含まれていなかったこの協力関係について、パナマ文書の公表を助けたジュートドイチャー・ツァイトン紙の調査記者フレデリック・オーベルマイアーと、国際調査報道ジャーナリスト連合のシニア・エディター、マイケル・ハドソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/4/5(Tue)
    記事番号: 
    3

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