デイリーニュース

  • ピート・ブティジェッジがLGBTQを代表しているかの議論が起こる中 保守的ラジオ・パーソナリティが彼を中傷

    先日、ドナルド・トランプから自由勲章を授与されたばかりの保守的ラジオ・パーソナリティのラッシュ・リンボーが、インディアナ州サウスベンドの元市長ピート・ブティジェッジを中傷しました。リンボーはブティジェッジを「舞台上で夫にキスする37歳のゲイ」と呼び、リンボーが、男の中の男「ミスター・マン(Mr.Man)」と呼ぶトランプと比べれば、ひ弱に見えると暗にほのめかしました。ブティジェッジはリンボーの同性愛嫌悪のコメントを非難し、リンボーやトランプは家族についての価値観の手本にはならないと述べました。「私の家庭についてひとつ言えることは、配偶者を裏切った挙句にポルノ・スターに口止め料を払うようなことは、我が家ではないということです」と、ブティジェッジはCNNのエリン・バーネットとのインタビューで語りました。彼はゲイであることを公表して、大統領選指名獲得争いで代議員を獲得した初めての候補ですが、彼の中道的政策はクィア・コミュニティの要求を反映していないと、多くの進歩派LGBTQ民主党員から批判されています。

    dailynews date: 
    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「大多数の人にとって最も重要な問題」:ヘルスケアへの意見の相違が2020年大統領選の核となる

    民主党指名獲得争いの中心課題は引き続きヘルスケアですが、バーニー・サンダース上院議員とエリザベス・ウォーレン上院議員は、2月19日の討論会でも国民皆保険(Medicare for All)の設置を再度主張し、他の候補者は徐々に移行するアプローチを提案しました。
    19日にネバダ州で行われた民主党大統領候補討論会についての議論を続けます。ゲストは米国一の歴史を誇る週刊誌ネイション誌論説員で発行人、ワシントン・ポスト紙コラムニストのカトリーナ・ヴァンデン=フーベル、ジャーナリストで活動家、アウト誌編集長、エリザベス・ウォーレン議員支持のラケル・ウィリス、バーニー・サンダース議員を支持する進歩派擁護グループ「大衆民主主義センター」(Center for Popular Democracy)共同事務局長のアナ・マリア・アチーラ、元ヒューストン市長でLGBTQであることを公表している政府関係者を増やすことを目指しビート・ブティジェッジを支持する「ビクトリー基金」(Victory Fund)理事長のアニース・パーカーです。(画像クレジット:Powers Imagery/NBC News/MSNBC)

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    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ブルームバーグ元市長 大統領選討論会に初登壇 過去の女性蔑視と人種差別歴を問われる

    2月19日にラスベガスで行われた、第9回民主党大統領候補者討論会は緊張感のあるものとなりました。最有力候補のバーニー・サンダース上院議員はその地位を守ろうと努め、ジョー・バイデン元副大統領、ピート・ブティジェッジ元市長、そしてエイミー・クロブシャー上院議員は支持者を増やそう試みました。エリザベス・ウォーレン上院議員は今回、討論会に初登壇した億万長者の元ニューヨーク市長マイク・ブルームバーグを容赦なく批判しました。ブルームバーグは、莫大な財産を選挙戦に使うことに加えて、黒人やヒスパニック系の男性が圧倒的に標的にされた令状無しの路上尋問「ストプ・アンド・フリスク」(stop-and-frisk)を導入したこと、そして女性に対する彼の態度について問われました。

    dailynews date: 
    2020/2/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ラティーネクス・グループ「ミヘンテ」が大統領選初の特定候補支持表明、バーニー・サンダースを推薦

    19日ラティーネクスとチカ―ノの組織である「ミヘンテ(われらの民」」(Mijente)は、ネバダの党員集会に先立って、初めて大統領候補支持表明を行い、バーニー・サンダースを推薦しました。グループはその決定について「2020年、トランプの再選の可能性は、私たちにとって、私たち市民、そして私たちの惑星にとって生死にかかわる脅威です。いま、歴史的な動員が必要な瞬間です。『ミヘンテ』がサンダースを選出する運動バーニー・サンダース (@BernieSanders)と共に闘うのはそのためです。」とツイートしました。この発表にはビデオも添えられています。投票者の圧倒的多数が白人であったアイオワ州とニューハンプシャー州での選挙戦の後、ネバダ州は人種的に多様な人口を擁する最初の州での選挙となります。ネバダ州の人口は、ほぼ30%がヒスパニックかラティーネクスで、10%が黒人です。入口調査によると、2016年のネバダ州民主党員集会の有権者の約3分の1は黒人またはラティーネクスでした。「ミヘンテ」のディレクター、マリサ フランコが番組に加わります。

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    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    4
  • イェール大学の研究によると国民皆保険制度で米国は年間4500億ドルの費用削減 7万人の死者減少

    民主党の大統領候補者たちは、19日夜の討論会への登壇の準備中です。番組では選挙戦の中心的な課題である「国民皆保険制度(Medicare for All)」に目を向けます。新しい研究で、イェール大学の学者たちは、「国民皆保険制度」によりアメリカで毎年4500億ドル以上のコスト削減ができ、毎年68,000人の命を救えることを発見しました。米国で最も古く、最も権威のある査読付き医学雑誌の1つである『ランセット』誌(The Lancet)の研究によると、バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンが支持する「国民皆保険制度」が、ピート・ブティジェッジが支持するモデル「希望者だけの皆保険制度(Medicare for All Who Want It)」よりもコストを削減し、費用対効果が高いことがわかりました。サンダースは、ネバダ州カーソンシティでのキャンペーン集会でこの研究に言及しました。コネチカット州ニューヘブンから、イェール公衆衛生学部の感染症モデリングおよび分析センターの代表であるアリソン・ガルバニに詳細を聞きます。彼女は、『ランセット』誌のこの新研究“Improving the prognosis of health care in the USA.”(「米国における医療予後の改善」)の主執筆者です。

    dailynews date: 
    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ブルームバーグが民主党予備選で支持上昇、しかし有権者の投票率の鍵を握る組合への敵意の歴史あり

    ネバダ州の調理士労働組合ローカル226のメンバーで、活動家のウェイトレス、マーシー・ウェルズと、「イン・ディーズ・タイムズ(In These Times)」の労働問題記者であるハミルトン・ノーランとの会話を続けます。ノーランが言うには、民主党の候補者たちが強力な労働者保護をうたう公約を発表しており、2020年は「組織労働者にとって、長年来で最も有望な選挙年」です。しかし、マイケル・ブルームバーグの選挙戦への参加は、民主党の労働者支持への転換をくつがえす恐れがあります。億万長者である元ニューヨーク市長は、労働組合、特に教員組合に対する敵意の長い実績をもち、教員組合を全米ライフル協会になぞらえたこともあります。ブルームバーグについて「彼は労働組合の良い友人ではない」とノーランは言います。

    dailynews date: 
    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ネバダ調理士労働組合員:国民皆保険制度なら 組合の医療保険と交換します

    米国大統領選で党公認候補指名を競う予備選の3戦目が、22日にネバダ州で開催されます。この州で候補者が最も手に入れたいものの1つは、ラスベガスとリノのレストランおよびサービス業界の労働者約6万人を代表する調理士労働組合(Culinary Workers Union)からの推薦です。組合員の54%はラティーネクス(Latinx中南米にルーツをもち、北米で暮らす人)です。しかし先週、同組合は特定候補者の推薦はしないと決めました。ネバダ州は「労働権」の州であり、調理士労働組合は医療保険の提供でメンバーを惹きつけています。組合は、医療保険の「選択」を支持すると述べています。サービス従業員の動員は、ネバダ州の党員集会での勝利獲得のために、非常に重要ともいえます。政治言論雑誌「イン・ディーズ・タイムズ(In These Times)」の労働問題記者ハミルトン・ノーランと、16年間ネバダ州の調理士労働組合ローカル226のメンバーであり、活動家、ウェイトレス、シングルマザーでもあるマーシー・ウェルズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/2/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『犠牲を払うだけの価値はあったのか?』 新作映画で明らかになる米国のイラク侵攻を後押ししたバイデンの主導的役割

    ネバダ州党員集会を前に、2月19日の夜、民主党の大統領候補がラスベガスで対決します。ネバダ州は、ジョー・バイデン前副大統領を含むアイオワ州とニューハンプシャー州で苦戦した候補者たちにとって決定的な州になる可能性があります。バイデンが再起にかける一方、新作の短編ドキュメンタリーによってバイデンがイラク戦争に果たした積極的な役割に光があてられました。このことは、バイデンの選挙運動中に繰り返し持ち上がっている問題でもあります。バイデンは戦争を支持したことを謝罪しましたが、「経済政策研究センター」(Center for Economic and Policy Research)のマーク・ワイスブロットが監督したこの新しい映画は、イラク侵攻へ向けての後押しでバイデンが担った中心的役割を明らかにしています。このドキュメンタリー映画のタイトルはWorth the Price? Joe Biden and the Launch of the Iraq War(『犠牲を払うだけの価値はあったのか? ジョー・バイデンとイラク戦争開始』)で、ダニー・グローバーがナレーションを務めています。

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    2020/2/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ジャーナリスト「ハーベイ・ワインスタインの弁護団は#MeToo(私も)運動に対する戦争をしかけている」

    2月18日、7人の男性と5人の女性からなる陪審員団がニューヨーク最高裁に出廷、地に堕ちた映画界の大物ハーベイ・ワインスタインを性的暴行で有罪とするか否かの審議を開始します。#MeToo 運動のさなか、この事件は国際的な注目を集めてきました。陪審員たちがワインスタインを有罪とすれば、彼は最高で終身刑となる可能性があります。ワインスタインは100人以上の女性に性的不品行で告発されていますが、今回の裁判では2人の告発者に関連する証拠に基づく5つの罪に問われています。匿名を希望する1人の女性は、ニューヨークのホテルでワインスタインにレイプされたと主張し、この件で彼は第1級と3級のレイプ罪で起訴されています。2人目の告発者はテレビ番組「プロジェクト・ランウェイ」(Project Runway)の元制作アシスタント、ミリアム・ハーレイで、2006年にワイスタインに無理やりオーラルセックスをされたと主張しています。こちらの容疑ではワインスタインは性的犯罪に問われています。陪審員団が2人の告発者のどちらか片方あるいは両方に関連する容疑でワインスタインを有罪とすれば、陪審員は彼を略奪的性暴力罪に2回問うこともできるようになります。ハーベイ・ワインスタインに対する告発を追跡してきたニューヨーク誌の熟練記者アイリン・カーモンに話を聞きます。彼女は”100 Women vs.

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    2020/2/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 2015年アンブラ・グティエレスは性的暴行を認めたワインスタインを録音していた なぜ彼は起訴されなかったのか?

    ニューヨーク誌の熟練記者アイリン・カーモンは、ハーベイ・ワインスタインにかけられた容疑を追跡してきました。彼女はフィリピン系イタリア人モデルのアンブラ・バティラナ・グティエレスについての新たな記事を出版したばかりです。グティエレスは2015年、ワインスタインのトライベッカにある事務所でのミーティング中に彼に痴漢行為をされたとしてニューヨーク市警に訴え出ました。 警察に強く求められた彼女は録音装置を身に着けてマンハッタンのホテルでの面談に臨み、彼女の体に触りったこと、彼の部屋に連れ込もうとしたが失敗したこと認めるワインスタインの言をテープに録音しました。マンハッタンの地区検事サイラス・バンスはこの件では「刑事責任が立証できない」と言って不起訴の決定を下しました。カーモンの記事のタイトルはThe Woman Who Taped Harvey Weinstein(「ハーベイ・ワインスタインをテープに録音した女性」)です。

    dailynews date: 
    2020/2/18(Tue)
    記事番号: 
    1

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