デイリーニュース

  • イラク人ジャーナリストが罪状なしで米軍に拘束されて一年 イラク裁判所の釈放命令にも反して

    ちょうど一年前の2008年9月2日、米軍とイラク軍がイラク人ジャーナリストでロイター通信社に雇われていたフリーのカメラマン、イブラヒム・ジャッサムの自宅を強制捜査しました。軍は彼のコンピュータのハードドライブやカメラを没収し、ジャッサムに手錠と目隠をし連行しました。あれから一年、米軍は罪状もなくジャッサムの拘束を続けています。10カ月前、イラク中央刑事裁判所は証拠不十分でジャッサムの釈放を言い渡しましたが、米軍は「安全保障上の重要な脅威」だとして、釈放を拒否しています。
    dailynews date: 
    2009/9/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • フィジシャンズ・フォー・ヒューマンライツ(人権を護る医師の会):CIAでの水責めにおける医師の役割は「人体実験にも近い」

    団体フィジシャンズ・フォー・ヒューマンライツ(人権を護る医師の会)の最新レポートによると、ブッシュ政権の拷問プログラムの実施および合法化において、医師と心理学者がこれまで知られていた以上に大きな役割を果たしたことが明らかになりました。最近、機密状態を解除されたCIA査察官の報告書によると、医療専門家による囚人の尋問への反応のデータ収集が、いかにCIAの水責めその他の尋問技法を評価し先鋭化するために使われていたかが明らかになりました。同グループは、これを「人体実験にも近い」と評しています。
    dailynews date: 
    2009/9/3(Thu)
    記事番号: 
    4
  • フラッキングと環境:天然ガス掘削、水圧破砕と地下水汚染

    ハリバートン社などのガス掘削会社は、水圧破砕あるいは「フラッキング」という呼び名で知られるガス掘削技術は安全だといいます。しかし、それに反対する人々は、この技法は危険な物質で地下水を汚染すると主張しています。天然ガス掘削と地下水汚染とのつながりの可能性を示す新たな証拠が出現しました。独立系報道団体プロプブリカの記者、エイブラハム・ラストガーテンのレポートによると、ワイオミング州で連邦政府の役人により少なくとも3つの井戸で水圧破砕に使われる化学物質が含まれていることが発見されました。

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    ★ DVD 2010年度 第4巻 「巨大リスクと利益」に収録

  • フィジー・ウォーター社と暫定軍事政権とのつながり、環境対策とフィジー国民への影響に警笛を発する記事"Spin the Bottle" (「ボトルゲーム」)

    フィジー・ウォーターは米国の代表的な輸入ミネラル水で、ボトル水として金持ちの有名人に人気があります。オバマ大統領は大統領選の夜、フィジー・ウォーターを飲んでいるところを写真に撮られていますし、メアリー・J. ブライジがコンサートの前に10本注文を出すことも知られています。しかし、最近、フィジー・ウォーター社の軍事独裁政権との癒着、同社の環境とのかかわり方、そしてそれがフィジー国民に及ぼす影響について警笛を鳴らす記事がマザー・ジョーンズ誌に掲載されました。記事"Spin the Bottle"(「ボトルゲーム」)についてレポーターのアナ・レンザーに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/9/3(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨークの小学校での大規模な新型インフルエンザ予防接種計画をめぐり論争

    デモクラシーナウ!の共同ホスト、フアン・ゴンザレスが、ニューヨーク市の小学校での大規模な新型インフルエンザ予防接種計画について論じます。ゴンザレスの記事によると、「市は、この秋、小学校での大規模な新型インフルエンザ予防接種計画の実施に公立校の看護師をあてこみ、彼らを陣頭に立てて進めようとしています。けれども看護師たちは、生徒たちにスプレー式点鼻薬の投与や注射をするのが自分たちでならなければならないのかを含め、ブルームバーグ市長の提案の側面のいくつかにためらいを示しています。」
    dailynews date: 
    2009/9/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • さあまた学校だ:米軍が高校生を対象にした新兵募集を拡大中

    全米で数百万人の学生たちが9月の新学年度開始の準備をしています。ここでは多くの親たちの心配事に焦点を当てましょう。米国の高校に軍の新兵募集要員の訪問が 増えているという状況。また軍が生徒たちの情報収集を進めている件です。ジャーナリストのデイビッド・グットマンに、彼のマザー・ジョーンズ誌の記事 "A Few Good Kids?"(いい子はどこだ?)について話を聞きます。また、ニューヨーク・シヴィル・リバティーズ・ユニオンで「徴兵と学生たちの権利」プロジェクトを 担当するアリ・ロスマリンにも話してもらいましょう。
    dailynews date: 
    2009/9/4(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 共和党のゴモラ:党を破壊した運動の内幕

    デモクラシー・ナウ!の独占インタビューです。受賞歴もあるジャーナリスト、マックス・ブルーメンソールが彼の初の著作 Republican Gomorrah: Inside the Movement that Shattered the Party(『共和党のゴモラ:党を破壊した運動の内幕』)についての初めての長時間インタビューに応えました。この本は米国での急進的右翼の台頭を追い、彼らがいかにして個人の危機を運動にまで育て上げるのに利用したか、結果として、それがいかに共和党を牛耳り、同党をドワイト・アイゼンハワーの党からサラ・ペイリンの党へと変貌させたかをたどっています。

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    ★ DVD 2010年度 第2巻 「キリスト教右派」に収録

  • 米 ホンジュラスへの援助をさらに削減 追放中のセラヤ大統領と国務長官の会見に合わせ

    オバマ政権が3日、ホンジュラスへの援助を3千万ドル以上削減することを正式に決定しました。また11月に予定されているホンジュラスの選挙を、自由で開 かれたものでない限り認知するつもりはないとも示唆しました。この発表は国外追放のマヌエル・セラヤ大統領がクリントン国務長官とワシントンで会談するのに合わせて行われました。NY 大学のラテン・アメリカ研究の教授であるグレッグ・グランディンの話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/9/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「大西部の黄金の歌声」: 伝説的フォークミュージシャンで活動家 ユタ・フィリップス 1935‐2008

    伝説的なフォークミュージシャンで、平和と労働運動家のユタ・フィリップスは、2008年初めに73歳で逝去しました。 ユタ・フィリップスは、40年近くにわたり、自分で「職 (the Trade)」と呼ぶ音楽活動に従事し、合衆国、カナダ、ヨーロッパで休むことなく公演を続けてきました。労働運動組織者の息子だったフィリップスは、「ウォブリーズ」とも呼ばれる世界産業労働組合の終身メンバーでした。ティーンエイジャーの時に家出し、汽車で移動するホーボー(渡り労働者)の暮らしを始め、自らの体験について曲を書きました。 1956年には陸軍に入り、朝鮮戦争に従軍しましたが、この経験が人生の転換点になったと、後年語っています。 1968年には、平和と自由党(the Peace and Freedom Party)の公認候補者として、米国上院議員に立候補しました。過去21年間は、ネバダ市に住み、全国的に配信されるフォークミュージック・ラジオ番組を同地で開始しました。 また、ホスピタリティ・ハウス・ホームレス・シェルターと平和と正義センター(Peace and Justice Center)の設立も支援しました。 番組では、2004年1月に行ったフィリップスのインタビューを1時間にわたりお届けします。
    dailynews date: 
    2009/9/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米国聖公会で初の同性愛者を公言したジーン・ロビンソン主教が語る 英国国教会派内の分裂、自らのカミングアウトとオバマ就任式での祈祷

    ジーン・ロビンソン主教はいつも論争の的になってきました。2003年にロビンソンが米国聖公会の主教として叙聖されたときは、世界中の英国国教会派のさまざまな派閥から、抗議と祝福、双方の声が上がりました。ロビンソン主教は自分が同性愛者であることを20年以上前に公表し、2008年6月には、長年のパートナーであるマーク・アンドリューとニューハンプシャー州で民事婚を行い、合法的に結婚しました。ロビンソン主教は2009年1月、オバマ大統領の就任式とリンカーン記念堂でのコンサートで祈りを捧げたことで再びメディアに取り上げられました。
    dailynews date: 
    2009/9/8(Tue)
    記事番号: 
    3

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