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2012年5月29日(火)

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  • エジプトでは5月28日夜、同国初の複数候補による大統領選挙の最終結果が発表されたのを受けて、抗議行動が起こりました。同地からシャリフ・アブドゥル・クドゥースがレポートします。第1回投票の上位2人の候補者は、ムスリム同胞団のムハンマド・モルシと、15ヶ月前の民衆蜂起で追放されたホスニ・ムバラクの政権下で最後の首相を務めたアフマド・シャフィクです。「(シャフィクは)ムバラク政権と同じ意見を持っています。つまり、行政機関と治安部隊に与えられる広範囲に渡る自由裁量権を保持すること、そして安定を確保し、シャフィクが社会不安の原因と考えている抗議行動を統制するために諜報機関や情報省の機関といった安全保障機関の関与が果たす非常に強力な役割を保持することです」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチのへバ・モレイエフは言います。モルシとシャフィクは6月16日に開始される決選投票で対決します。デモクラシー・ナウ!の映像プロデューサー、ハニー・マスードに感謝を込めて。

  • カーターセンターは、5月23日と24日に行われたエジプトの歴史的な大統領選挙に立ち会う許可を受けた3つの国際組織の中の一つでした。同センターからの派遣団を率いたのは、ジミー・カーター元米大統領です。選挙の公式結果が発表される2日前、デモクラシー・ナウ!の特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースがカイロで、カーター元大統領に画期的な今回の選挙についてインタビューしました。「大統領の職務が定義される前に大統領が選出されるのは前例のないことですが、うまくいくだろうし、そうなると信じています」と、カーターは言います。彼は、カーターセンターは「憲法起草と、さらにはエジプト国民が憲法草案を承認するかどうかを決定できる国民投票のために」エジプトに滞在すると付け加えます。彼はまた、ムバラク政権後のエジプトの軍隊の役割とキャンプ・デービッド合意についても論じます。

  • アカデミー賞受賞のドキュメンタリー映画『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』を2010年に監督した映画監督のチャールズ・ファーガソンは、新著Predator Nation: Corporate Criminals, Political Corruption, and the Hijacking of America(『略奪国家:企業犯罪、政治腐敗、米国の乗っ取り』)を発表しました。ファーガソンが、金融機関の最高幹部らがなぜ、大恐慌以来最悪の米国の経済危機に彼らが果たした役割で罪を問われていないのかについて検証します。さらに彼は、ラリー・サマーズ(元財務長官)、学界と金融業界の間の人材交換、金融業界の規制緩和に民主党が果たした重要な役割について論じます。ファーガソンによると「略奪エリート」は「経済政策と政治システムのかなりの部分、そして残念ながら経済学界の大部分を牛耳って」います。

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