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2012年5月2日(水)

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  • アフガニスタンへの電撃訪問で、オバマ大統領はオサマ・ビンラディンの暗殺一周年を期してアフガニスタン政府との長期的な戦略的パートナーシップを維持する協定に署名したことを発表しました。米国民向けの演説の中で、オバマはこの協定は「戦争の終わる未来、新しい章の始まり」の前触れだと話しました。作家タリク・アリと、2001年にカブールの米大使館再開に助力した元米外交官アン・ライトに話を聞きます。

  • 5月1日火曜日はメーデーでした。世界中でおびただしい数の人々がよりよい労働環境や雇用保障、生活の質の向上を求めて街をうずめました。メーデーは同時に「国際労働者の日」としても知られており、スペインからバングラデシュ、イラクそして全米の至る所にまで抗議の人たちの声が響き渡りました。スペインでは保守政権がこのほど公的医療及び教育部門における雇用の削減を打ち出しました。スペインの一般労働者組合(General Union of Workers)はそれを非難しています。同組合員のマリアーノは「これは残酷で独裁的な仕打ちだ」と言います。

  • ニューヨークでは複数の主要労働組合が、移民権活動家たちやウォール街占拠運動の抗議者数万人と合流して大規模なデモとなりウォール街まで行進しました。「私が今日ここに参加したのは、労働者の家庭や毎日の生活にも困っている家庭や個人──つまり99%と呼ばれている人たちのことですが──そうした人たちを守ろうとする連合体としてのメーデーの戦いを支持したかったからです。それと私たちがかかえる問題や目的が忘れられないように、我々が悪者扱いされないようにするためです」と米国州・郡・市職員同盟(AFSCME)第37 地区評議会のバーバラ・イングラム-エドモンズは言います。ニューヨーク市では、この日一日中、ティーチインやピケや山猫抗議活動がいくつも行われました。バルーク大学のジャッキー・ディサルボ教授に、1886年5月1日に起きたシカゴのヘイマーケット虐殺にまで遡るメーデーの歴史について話を聞きます。

  • ニューヨーク市のマディソン・スクエア・パークではウォール街占拠運動が「自由大学」を開催し、大学教授たちが参加した数百人のメーデー抗議者たちに無料授業を行いました。活動家たちは、このイベントは資本主義体制の外側で知恵を共有するもう1つの別の方法だと言います。「この運動の目的はコミュニティを創造して、私たちの暮らし、私たちが行うすべてのことのなかに浸透している今の経済システムに代わる方法を見い出しそれを共有していこうというものです」と占拠運動の主要立役者で今回の大学にも出席したアミン・フサインは言います。「こういうのは資本主義の中にできたひび割れのようなもので、そこに我々は実際に自分たちの見方をすり込ませていける」と彼は付け加えています。刑務所廃止運動グループの「クリティカル・レジスタンス」(Critical Resistance)の共同創設者で大学教授のルーシー・ウィルソン・ギルモアはニューヨーク市立大学の自分のクラスの学生たちをこの自由大学の行動に連れてきました。「メーデーと言うのは立ち上がって『私たちは自由であるべきだ』と言う日なんです。つまり自分たちが生産手段を管理すべきなのであり、そうすれば自分を再生産する際にもすべての決定権を自分で手にすることができる。警察活動について検討し、資本主義について学び、人種差別についての知識を得る。それは未来を変える方法を探し当てることなのです」

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