デイリーニュース

  • 独占インタビュー:ストーンウォール・ジャクソンの曾々孫 南部連合記念碑撤去を求める

    犠牲者を出したバージニア州シャーロッツビルでの白人史上主義者の言動に対するトランプ大統領の反応に怒りが高まる中、本日は南部連合ストーンウォール・ジャクソン将軍の曾々孫たちに独占インタビューします。米国では南部連合のシンボルが全国で少なくとも1500か所の公共空間に存在します。しかし現在、それら記念碑のいくつかは取り壊されつつあります。これらの彫像を撤去する要請は、南部連合指導者の子孫からもあがっています。南部連合の有名な将軍であったストーンウォール・ジャクソンの4世代目の子孫に当たる2人に話を聞きます。ジャックとウォーレン・クリスチャンは先日、バージニア州リッチモンド市市長へ公開書簡を送り同市にあるストーンウォール・ジャクソンの像撤去を求めました。二人はこの書簡の中で「ストーンウォール像をはじめとする記念碑の撤去は、数百年におよぶ白人史上主義の下で創り出された人種的格差の是正を積極的に目指す社会全体の取組みの一環として行うことが正義であると、私たちは信じています」と述べています。

    dailynews date: 
    2017/8/17(Thu)
    記事番号: 
    1
  • アンティファ:街頭での白人至上主義に対峙する反ファシスト運動

    バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者の抗議行動をめぐる衝突で死者が出たことについての、トランプ大統領の直近のコメントに対し、批判が噴出しています。大統領は15日、トランプタワーでの会見で、「オルタナ左翼(alt-left)」という新語を使い、暴力の一端は白人至上主義者に対抗する反対派が引き起こしたと述べました。大統領のコメントに、非難が沸き起こっています。共和党の元大領領候補ミット・ロムニー議員は、ツイッターで「いや、同じではない。一方は人種差別主義で偏見に満ちたナチ。もう一方は、人種差別や偏狭な敵対感情に反対する人々。倫理的にまったく異なる世界だ」とつぶやきました。街頭で白人至上主義者たちと対峙したグループの一つ、アンティファ(antifa) という名で知られる反ファシズムの人々に目を向けましょう。新刊書Antifa:The Anti-Fscist Handbook(『アンティファ:反ファシズム・ハンドブック』)の著者、マーク・ブレイに話を聞きます。(注: 「アンティファ」という表記が一般的なようですが、ゲストはむしろ「オンティファ」に近いと言っています。)

    dailynews date: 
    2017/8/16(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ブリー・ニューサム: シャーロッツビルは、米国での白人至上主義者によるテロ行為の長い歴史の最終章

    2015年、ブリー・ニューサムはサウスカロライナ州の州議事堂の敷地に掲げられていた南軍の旗を、9メートルの旗竿を登って引き降ろし、南部連合の記念碑やシンボル、そして現代米国社会におけるそれらの役割について、国民的な議論に火をつけました。ニューサムがこの行動をとったのは、白人至上主義者がサウスカロライナ州チャールストンの教会で銃を乱射し、9名のアフリカ系アメリカ人教区民の命を奪った大量殺人事件からまもなくのことでした。警察官が降りるよう叫ぶなか、ブリー・ニューサムは南軍旗をつかんでこう言いました。「あなたが増悪を以って私を攻撃するなら、私は神の名を以てあなたと対決する。今日、この旗は降ろされる」。この事件の動画はネットで瞬く間に広がり、世界中の人々が見ることとなりました。その翌月、高まる抗議を受けて州議会は、南軍旗を恒久的に撤去することを評決しました。アーティストであり活動家であるブリー・ニューサムに、週末のバージニア州シャーロッツビルでの死傷者を出した集会後、南部連合のシンボルの撤去を求め米国全土で新たに拡がっている取り組みについて話を聞きます。シャーロッツビルでの事件は、白人ナショナリストやオルタナ右翼グループのメンバーたちが、繁華街の公園にあるロバート・E・ リー将軍(南北戦争で南部連合軍を指揮した人物)の像を、市が撤去するとした決定に抗議するため集結した時に起きました。

    dailynews date: 
    2017/8/16(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ダラムの南軍兵士像を引き倒し白人至上主義に挑んだ大学生

    死傷者が出たバージニア州シャーロッツビルでの白人ナショナリスト集会からたった2日後の14日、ノースカロライナ州ダラムで活動家のグループが南北戦争時の南軍兵士像を引き倒しました。群衆が「私たちは革命!」と叫ぶなか、ティキヤ・トンプソンという名の大学生が梯子を登り、ダラムの旧郡庁舎前に立つ南部連合兵士像に縄をかけ、地面に倒しました。彼女は翌日、騒乱煽動で2件の重罪ならびに像の破損など軽犯罪3件の嫌疑で逮捕されました。トンプソンは15日夜、一万ドルの保釈金(無担保保証書に署名する形式)の手続きを取り釈放されました。16日朝予定されている法廷審問の前に、本人から14日の行動について語ってもらいます。

    dailynews date: 
    2017/8/16(Wed)
    記事番号: 
    1
  • タハナシ・コーツが語る市町村が地方レベルで奴隷制への補償を勝ち取る過程

    8月第2週のバージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義者による暴力は、同市に数千人のネオナチとクー・クラックス・クラン(KKK)のメンバーおよび他の白人国粋主義者たちが、南部連合のロバート・E・リー将軍の銅像を撤去する計画に抗議するため押しかけた中で起こりました。この銅像を撤去する取り組みは、銅像を撤去するだけでなく、シャーロッツビルのアフリカ系米国人住民たちへの「補償基金」設立のために投票するよう仲間の市議会議員たちを説得したアフリカ系米国人のウェス・べラミー副市長の後押しに依る部分があります。受賞歴のある作家タナハシ・コーツに、さらに詳しく話を聞きます。彼は2014年、影響力の高い記事The Case for Reparations(『補償の問題』)をアトランティック誌に執筆しました。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 『我々は8年間権力の座にあった』:タハナシ・コーツが語るオバマ、トランプと「良い黒人政府」への白人の恐怖

    1人が死亡し十数人が負傷した8月第2週のバージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義者による暴力事件をうけて、この人種をめぐる恐ろしい出来事の根源を理解するために、受賞歴のある作家タハナシ・コーツに時間いっぱい話を聞きます。オバマ大統領時代についてのエッセイをまとめた彼の新著We Were Eight Years in Power: An American Tragedy(『我々は8年間権力の座にあった:アメリカの悲劇』)は10月に出版予定です。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • タナハシ・コーツ 「トランプと共和党の人種差別の歴史を考えればシャーロッツビルの暴動は予測可能だった」

    8月第2週の週末に起きた、バージニア州シャーロッツビルで人種差別に抗議する群集にナチ賛同者の車が突っ込み1人が死亡、19人が負傷した暴力事件の余波が、いまだに米国を揺さぶっています。ドナルド・トランプ大統領は当初、白人至上主義グループへの直接非難を避けていましたが、8月14日になってようやく、前週末の流血事件を招いのは白人主義者たちであると非難しました。この発言が出たことの背景には、全米各地で起きた街頭抗議運動で示された激しい反発に加えて、トランプの諮問機関である「アメリカ製造業評議会」(American Manufacturing Council)に加盟する複数の企業の最高経営責任者(CEO)たちが、死者を出した暴力事件をトランプが即座に非難しなかったことに抗議して辞任するという圧力の高まりがありました。一方、『フォーリン・ポリシー』誌の記事によれば、連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省の報告書が、白人至上主義団体は「米国内の他のどの過激主義運動よりも」多数の殺人行為に関与していることを断定しています。この調査結果にもかかわらず、トランプ政権は最近、右翼の暴力と闘うことに努力を傾ける団体のいくつかに対し連邦政府の財政支援を削減することを明らかにしました。こうした動きについて、数々の受賞歴のある著名な作家タナハシ・コーツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • タナハシ・コーツ:ドナルド・トランプが辞任してホワイトハウスを去るのが見たい

    死者一名、負傷者十数名を出したバージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者の大集会にからむ暴力事件について、捜査の責任を負っているのは自身がアメリカ連合国(南部連合)の指導者たちにちなんだ名前を持つジェフ・セッションズ司法長官です。しかしセッションズ自身が重ねてきた長年の人種差別的な発言や、白人至上主義政策への擁護から、多くの人はこの捜査が正義をもたらすとは信じていません。この暴力事件によって、トランプの辞任を求める声が高まっています。その中には、多数の賞を受賞した作家のタナハシ・コーツもいます。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トレイシー・ブラックモン師:トランプ政権は憎悪に許可証を発行している

    トランプ大統領は12日、ニュージャージー州ベドミンスターにある自身のゴルフリゾートで記者らに対し、シャーロッツビルでの「さまざまな側」の暴力を非難すると述べました。米合同教会の「正義と証」(Justice and Witness Ministries)の教職者トレイシー・ブラックモン師の反応を聞きます。「現政権下で起こっているのは、憎悪への許可証の発行です」とブラックモンは語ります。

    dailynews date: 
    2017/8/14(Mon)
    記事番号: 
    4
  • バージニア大教員が語る バ大とKKKの歴史的つながり 卒業生には白人ナショナリストのリチャード・スペンサーとジェイソン・ケスラーも

    地元の「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)のオルガナイザーでバージニア大学の宗教学准教授のジャレーヌ・シュミットが、同校のKKKとの歴史的なつながりと、同校の卒業生である白人ナショナリストの指導者リチャード・スペンサーについて語ります。

    dailynews date: 
    2017/8/14(Mon)
    記事番号: 
    3

Pages