デイリーニュース

  • ラビ・ラグビア:トランプの移民強制送還を批判する移民指導者は監視対象にされている

    米連邦判事は9日、ニューヨーク市に住む移民の権利活動のリーダー、ラビ・ラグビアの国外退去を延期しました。ラグビアはこれに先立ち、移民捜査官が職権を使って声高に発言する活動家を監視や国外退去のターゲットにし、政治的な反対意見を押さえ込んでいるのは言論の自由を保障する憲法に反しているとして、入国管理当局を提訴していました。連邦判事がラグビアの国外退去を延期したのは、退去予定日の1日前になってからでした。ラグビアは現在、3月15日に移民税関捜査局(ICE)に出頭することが命じられています。「新サンクチュアリー連合」(New Sanctuary Coalition)代表のラグビアに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ローレンス・ウィルカーソン:イラク戦争という誤った選択を売り込む手助けをした イランでも同じことが起きている

    15年前の今週、コリン・パウエル国務長官は国連でイラク戦争を肯定する演説を行い、サダム・フセインが大量破壊兵器を所有している明確な証拠があると述べました。パウエルは後に、この演説は自分の経歴の汚点だと語りました。トランプ大統領もイランに大して同じ事をしているのでしょうか。パウエル長官の首席補佐官だったローレンス・ウィルカーソン大佐に話を聞きます。最近彼は、"I Helped Sell the False Choice of War Once. It’s Happening Again"(私はかつて誤った選択を売りつける手助けをした。これがまた起きている)と題した記事を執筆しました。

    dailynews date: 
    2018/2/9(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 南北チームが合同入場でオリンピック開幕も トランプの北朝鮮けん制は続く

    韓国の平昌で2018年冬季オリンピックが開幕し、開会式では北朝鮮と韓国の選手が一緒に入場行進をしました。このオリンピックは、1950年から公式には戦争状態にある両国の関係にとって重要な瞬間としてらとらえれています。朝鮮半島の緊張を緩和するため、北朝鮮は500人の選手団、音楽隊、応援団などをオリンピックへ派遣しました。強い影響力を持つ北朝鮮指導者金正恩の妹も開会式に出席し、韓国の文在寅大統領と握手を交わしました。また、2人は昼食会を行う予定となっています。朝鮮半島が核戦争の脅威を緩和しようとしている中、マイク・ペンス米国副大統領は、米国政府は北朝鮮に対して更なる制裁を加える予定だと警告しました。朝鮮戦争を終わらせるための女性団体の国際運動である「ウィメン・クロスDMZ」創設者で国際コーディネーターのクリスチーン・アンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 一部の民主党議員が共和党の予算法案を支持  DACA対象者への保護がないのに

    早朝の投票の結果、米国の上下両院は、昨夜からの政府閉鎖を短期間で終了させる法案を可決しました。この法案は、今後2年間で軍事費と国内支出の予算を3000億ドル近く増加させます。しかし、移民人権団体や民主党員の多くが要求している、トランプ大統領が2017年の秋に打ち切った在留資格のない若い移民の保護には応じていません。下院では73人の民主党議員が共和党に同調して法案を支持したことにより可決されました。「ユナイテッド・ウィ・ドリーム」(United We Dream)の主任弁護のグレイシャ・マルティネス・ローザスに話を聞きます。彼女はDACA(子供の時に親に連れられて米国に不法入国した若者に対する国外退去一時延期措置)で保護されています。

    dailynews date: 
    2018/2/9(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「ディレクトレート S」:スティーブ・コル CIAと米国によるアフガニスタンとパキスタンでの秘密戦争を語る

    米国はアフガニスタンでの空爆を強化しており、米中央軍はリソースをイラクおよびシリアからアフガニスタンに再び移動すると発表しました。米国がアフガニスタンに参戦してからすでに16年以上が経ち、米史上最長の戦争となっています。米空軍ジェームズ・ヘッカー少将は先日、アフガニスタンは「中央軍の主な戦いの場となっている」と発言しました。この発表はアフガニスタンで、特に多くの犠牲者が出た後に行われました。暴力事件が急増しているにも関わらず、トランプ大統領は先日、国連安全保障理事会メンバーとの会合中にタリバンとの交渉はしないと明言しました。ピュリッツァー賞に輝くジャーナリスト、スティーブ・コルに新著 Directorate S: The C.I.A. and America’s Secret Wars in Afghanistan and Pakistan(『ディレクトレートS ー CIAと米国によるアフガニスタンとパキスタンでの秘密戦争』)について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/8(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 南部連合国旗を奪おうとした「黒人の命も大事」運動家ムヒイディン・ドバハ ニューオリンズで銃撃され死亡

    「黒人の命も大事」(Black Lives Matter)の運動家でサウスカロライナ州チャールストンのコミュニティ・オーガナイザーだったムヒイディン・ドバハが、ニューオリンズで自転車走行中に太ももを撃たれた後、2月6日に亡くなりました。32歳でした。警察はこの殺人事件の動機および容疑者をまだ明らかにしていません。ドバハは2017年、チャールストンで行われた集会で警察の立ち入り禁止テープを飛び越えて、白人至上主義者から南部連合国旗を奪い取ろうとし、そのビデオが拡散され全米でニュースになりました。デモクラシーナウ!は、2015年にエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督教会(Emanuel African Methodist Episcopal Church)で白人至上主義者ディラン・ルーフに射殺されたアフリカ系米国人信者9人の葬式に参列したドバハをインタビューしています。

    dailynews date: 
    2018/2/8(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 虐待する父親を殺害した10代の少女ブレシャ・メードス10カ月の収監後ついに釈放

    オハイオ州では、家庭内暴力被害者の処遇に対して全国規模で激しい抗議が起こり、暴力的な父親を殺害した16歳の少女がついに少年拘置所から自宅に戻りました。ブレシャ・メドウズは、虐待する父親のジョナサン・メドウズが寝ている間に頭に弾丸を打ち込み、射殺した時、わずか14歳でした。その2ヵ月前に、ブレシャは「お父さんがお母さんに暴力を振り、家族全員を殺すと脅していたから」命の危険を感じると親戚に話し、自宅から逃げていました。ブレシャには未決拘留期間を含めて1年の少年拘置所収監と6ヵ月の精神保健治療センター入所の判決が下されました。この事件を詳しく取材しているジャーナリストのヴィクトリア・ローに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/7(Wed)
    記事番号: 
    4
  • NAACP対トランプ:一時保護資格を持つハイチ人の国外追放に待ったをかける人種差別訴訟

    全米黒人地位向上協会(NAACP)と米国黒人地位向上協会法的擁護基金が、ハイチ移民に対する一時保護資格(TPS)取り消しの判断をめぐり国土安全保障省を提訴しました。法的擁護基金代表で顧問のシェリリン・アイフィルに聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/7(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「彼らは警官であり強盗でもあった」ボルティモア警察の不祥事で強盗 隠ぺい 麻薬密売が明らかに

    メリーランド州では、この時代で最も驚愕する警察汚職事件の1つと言われる事件に関わった2人のボルティモア警官の最終弁論が7日に始められる予定です。この警官2人は拳銃追跡捜査班の私服警官部隊のエリートでしたが、検察によると、この部隊は、むしろ犯罪集団のような行いをしていました。裁判の冒頭陳述で、首席連邦検事のレオ・ワイズは「彼らは簡単に言えば警官であり強盗であった」と話しています。検察によると、警官らは何十万ドルもの金を市民から盗んだり、家に押し入ったり、麻薬を盗んで密売人に転売したりしていました。彼らは人を撃ったときに忍ばせておくためのBB銃を携帯していました。捜査班の中の6人が既に有罪判決を受けています。全米黒人地位向上協会法的擁護基金の代表で顧問のシェリリン・アイフィルに話を聞きます。

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    2018/2/7(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨーク市のタクシー運転手が市庁舎前で自殺 破産に追い込んだUberと政治家を非難

    ニューヨーク市のタクシー運転手たちが昨日(2月6日)、前日の午前中に市庁舎前で自殺したハイヤー運転手、ダグラス・シフタ―に敬意を表する祈祷集会(ビジル)を催しました。シフターは自殺の前にフェイスブックに長い文章を投稿し、地元の政治家やウォール街の支援を受けたUber(ウーバー)のようなアプリが自分を破産に追い込んだと非難していました。「ここ14年以上ほぼ毎週100~120時間連続で働いている。1981年に事業を始めた頃は、勤務時間は40~50時間が平均だった。120時間勤務なんてもうこれ以上できない!俺は奴隷じゃないし、奴隷になることを拒否する。(中略)市長や州知事にはUberを贔屓目に見る強い偏見があるようだ。嘘つきで、人をだます、こそどろだと有名な企業なのに」と投稿しています。Uberが大きく影響して、市内で営業するハイヤーの数は過去5年間で2倍になっています。しかし、ハイヤー数の急増により、古くからのタクシー運転手の多くは乗客をなかなか得られず、財政ピンチに陥りました。 ニューヨーク市のタクシー運転手1万9000人を代表する二ューヨーク市タクシー運転手連盟会長で共同創設者のバイラヴィ・デサイに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/2/7(Wed)
    記事番号: 
    1

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