ガザ地区に向かう支援船団の主催者の話によると、また別の船が破壊工作で破損しました。トルコに停泊中のアイルランドの船のエンジンがひどい損傷を受け、航海中に沈没し乗客の命が失われた可能性もあったと報告されています。これは、アテネ近郊の港に入港していたギリシャ=スウェーデンの船への損傷に続く、破壊工作の標的となった少なくとも今週2番目の船団船になりました。活動家たちは、イスラエルがこの破壊活動の糸を引いていると非難していますが、直接の証拠はありません。イスラエル政府は船団の出航を止めようと試みており、もし出航すれば、捕獲すると断言しています。エルサレムポスト紙は、イスラエル高官が語った「彼らがアテネでかけずりまわっていてくれればくれるほど、イスラエルには好都合」という言葉を報道しています。10隻から成る船団の船のひとつは、米国を基地とする船で、オバマ大統領のベストセラー本の題をとり「大いなる希望」( The Audacity of Hope)と名付けられています。少なくとも36人の米国市民が、ガザの人々に宛てた米国人の手紙を携えて、乗船しています。デモクラシー・ナウ!のプロデューサーのアーロン・マテとビデオ映像家のハニ・マスードがギリシャで「大いなる希望」の旅を取材しています。