ノースカロライナ州の監獄に30年以上収監された後になって、アフリカ系アメリカ人の片親の異なる兄弟の強姦殺人罪についての潔白が証明されました。ヘンリー・リー・マカラムと、レオン・ブラウンは、1984年、11歳だった少女への強姦殺人罪で有罪となりました。この犯罪に2人が関わった物証はなかったものの、警察は自供を入手。この自供について、マカラムとブランはそれは強要されたとものだと常に主張してきました。警察は当時、ロスコ・アーティスという、現場の近くに住み事件前後に同様の強姦殺人を犯したと話していた男への捜査はおこないませんでした。30年を経た2014年8月、「ノースカロライナ無罪審理委員会」(North Carolina Innocence Inquiry Commission)がアーティスのDNAと事件現場を結びつけたことで、この事件に大きな展開がおきました。9月2日、この新たな証拠が公判で提示され、兄弟2人は無実となり、釈放となりました。長年の間、死刑制度賛成派は、極刑を支持する理由としてこの兄弟の事件を引き合いにだしてきました。2010年には、共和党ノースカロライナ支部が、マカラムの逮捕写真を選挙運動の郵便物に掲載。1994年には、米最高裁判事アントニン・スカリアが、マカラムのことを例に挙げ、なぜ死刑が必要なのかを説いています。2人のゲストをお招きしています。