この6年間、ニューヨークの一男性が話をすることを禁じられていたことがあります。FBIがこの男性の運営するインターネット・ベンチャー企業の顧客個人情報を提出せよと国家治安令状(national security letters)を執行したことです。同令状は一般に、執行自体すら口外不可と規定されています。いまやっとその箝口令が解け、この男性、ニック・メリルが初めてインタビュー放送に私たちのところにやってきてくれました。FBIのこの国家治安令状の使用に彼がどう法的に対抗したかを話してもらいます。また、コネチカット州の図書館員であるジョージ・クリスチャンにも話を聞きます。彼および他3人の図書館司書もまた、複数の図書館利用者の情報の提出を要求する国家治安令状を受け取り、その件で連邦政府を訴えています