40年前の今日、1968年6月5日、ロバート・F・ケネディーは、カリフォルニア州で行われた米民主党の予備選で勝利を収め、民主党大統領候補としての立場を固めました。ちょうど真夜中を過ぎた頃、ケネディーはロサンゼルスのアンバサダーホテルにおいて、支持者らを前に演説を行いましたが、それが彼の人生の最後の瞬間となりました。
本日は、ロバート・F・ケネディーの貴重な演説抄録と最新ドキュメンタリーRFK Must Die: The Assassination of Bobby Kennedy(『ケネディー・マスト・ダイ:ボビー・ケネディーの暗殺』)を放映します。また1966年、ケネディーがミシシッピー州キャントンにあるセント・ローレンス大学の学生の前で行った演説の未公開映像と、演説を撮影した男性の話も放映します。さらに、ケネディーの大統領選キャンペーンを取材し、ケネディーが暗殺されたときもそばにいたジャーナリストのジョン・ピルジャーと、ケネディーがその運動を全面的に支持していた全米農業労働者組合の共同設立者、ドロレス・ウエルタに話を聞きます。
ルイーズ・エルドリッチは全米書評家連名賞を受賞した処女作 Love Medicine(『愛の薬』)から大絶賛の最新作The Plague of Doves(『鳩たちの蔓延』)まで12作の小説を持つ作家です。現代で最も重要なアメリカ先住民の作家の1人としても広く知られています。またここミネアポリスでバーチバーク・ブックスという名の書店を経営する独立系書店主でもあります。 ★ 字幕動画はこちら
ジャーナリストのクリス・ヘッジズとライラ・アル・アリアンは、共著Collateral Damage: America's War Against Iraqi Civilians(『巻き添え被害:米国の対イラク一般市民戦争』)を発表しました。同著のなかで彼らは、イラク戦争に従軍した50人の退役軍人が、米国のイラク占領そして、イラク市民の占領への抵抗の理由についてどう考えているかを紹介しています。
新著What Happened: Inside the Bush White House and Washington’s Culture of Deception.(『何が起きたか:ブッシュのホワイトハウスとワシントンの欺瞞の文化の内幕』)が大きな波紋を投じている中、著者である前ホワイトハウス報道官スコット・マクレランの登場です。マクレランは、CIA漏洩事件に関し、前大統領補佐官のカール・ローブとルイス・“スクーター”・リビーの2人は自らの果たした役割について彼に対してウソを教えたと言います。また、イラク侵攻への世論の支持を形成しようとブッシュ政権が行った故意の情報操作の中で、メディア企業はあえて政権との共犯者として振る舞ったと批判します。ハリケーン・カトリーナの際のホワイトハウスの対応に関しても、彼は「現実から目を背けていた」と批判します。さらに、ホワイトハウスがイラク市民の苦境に対してほとんど関心を示していない事実に関しても明かします。米軍侵攻によって生じたイラク市民の犠牲者数の膨大さが、ホワイトハウスで議論に上ることはほとんどなかったというのです。