デイリーニュース

  • 同性愛者の人権運動にとって大きな勝利 カリフォルニア州連邦判事、同性婚を禁じるカリフォルニア州憲法改正案を却下

    連邦地裁判事は8月4日、カリフォルニア州住民投票で支持された、同性婚を禁じる同州の住民投票提案8号を却下しました。ボーン・ウォーカー連邦地裁主任判事の判決趣旨は次の通りです。「住民投票提案8号は、ゲイおよびレズビアンカップルに特定して、結婚許可証を拒否するに足るいかなる合理的根拠も示していない。提出証拠によれば、同法案は、異性カップルが同性カップルより優るとする考えをカリフォルニア州憲法上で法制化することを目的とした以外の何物でもないことがわかる。」
    dailynews date: 
    2010/8/5(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 米国が広島平和祈念式典に出席 「とても重要なこと」とロバート・リフトン

    65年前の今日、米国は「リトル・ボーイ」のニックネームを持つ爆弾を日本の広島という都市に落としました。即死した人や、火傷や原爆症によってまもなく没した人の数は、合計14万人と推計されています。毎年日本で開かれる、この悲しみの日の式典に、今年は初めて米国政府の代表が出席しました。米国の精神医学の第一人者で作家、長年にわたる反核兵器論者のロバート・ジェイ・リフトンに話を聞きます。
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    2010/8/6(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米兵の自殺が増える中 2人の自殺兵の親たちがオバマの言葉はうつろに響くと

    新しい米陸軍の報告で、陸軍の兵士たちの自殺率が、ベトナム戦争以来初めて、一般の自殺率を上回ったことが明らかになりました。自殺した2人の兵士たちの親に話を聞きます。グレッグ・キースリングは2009年6月19日、2度目のイラク従軍中に自ら命を絶ったチャンセラー・キースリングの父親です。ケビンとジョイスのルーシー夫妻は息子ジェフリー・ルーシーを2004年6月22日に亡くしました。イラク任務から実家に戻ってのことでした。オバマ大統領からのおくやみは、まだ届いていません
    dailynews date: 
    2010/8/6(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ネットの中立性が危険に? グーグルとベライゾン コンテンツの優先配信で交渉入り

    米通信大手のベライゾンとグーグルが、インターネット・アクセスに階層システムを導入することで合意したと伝えられました。この契約は、ワイヤレス端末へのオンライン・コンテンツ配信で、ベライゾンに金を払えばより高速の優遇サービスが提供されるようになるというものです。これはすべてのオンライン・サービスに平等なアクセスを求める「ネットの中立性」概念への背反行為です。折しも連邦通信委員会(FCC)は今、ベライゾンを含む通信業界大手企業と新たな事業規制を作るために非公開の会合を開いています。
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    2010/8/6(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 歴史学者トニー・ジャット死去、62歳 筋萎縮性側索硬化症の闘病の末

    現代ヨーロッパで最も重要な歴史学者の1人として評価され、2年前に筋萎縮性側索硬化症(ルー・ゲーリッグ病)と診断されたトニー・ジャットが6日、死去しました。62歳。ジャットの評価をめぐっては、おそらく彼のイスラエルへの批判が最も賛否両論分かれるところでしょう。左翼シオニストとして、イスラエルのキブツで10代の多くの時間を過ごしたジャットは、2003年にはイスラエルを過去の遺物と呼び、パレスチナ人とイスラエル人が暮らす世俗国家による一国家解決を提案しました。イスラエルのロビー活動の力について、彼が2006年に行った議論の一部を放送します。
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    2010/8/9(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 長崎原爆投下から65年:検閲されたジョージ・ウェラーの記事を振り返る

    本日は、マッカーサー将軍による取材禁止に逆らって被爆後の長崎に最初に入ったピュリツァー賞記者ジョージ・ウェラーの記事を通じて、米国による長崎への原爆投下を振り返ります。シカゴ・デイリー・ニュースの記者だったウェラーは、漕艇を用意して長崎へ赴き、そこで経験した恐ろしい出来事の数々について、2万5000字の記事を執筆しました。記事を軍の検閲に提出したところ、マッカーサー本人が記事の封印を命じ、その後原稿がウェラーのもとに戻ってくることはありませんでした。政府による検閲について、ウェラーは後年「勝ったのは彼らだ」とまとめています。
    dailynews date: 
    2010/8/9(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ルワンダ大統領選、野党候補者らが弾圧受ける

    アフリカ中部ルワンダで、1994年の大量虐殺以降2度目の大統領選が行われています。現職のポール・カガメの勝利が予想されていますが、一方で今回の選挙は、野党などへの弾圧が繰り返される中で実施されています。人権団体は、カガメ政権が選挙前にあらゆる反対意見を弾圧したと非難しています。また、政府に任命されたメディア評議会は、政府に批判的な意見を発表する独立系新聞を弾圧しました。
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    2010/8/9(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ファティマ・ブット、パキスタンの大洪水は「ザルダリ大統領のカトリーナ」

    インダス川の壊滅的な洪水が治まる気配をみせず、パキスタン政府に対する国民の怒りは高まっています。国連の最新の推計によると、1600人が死亡、被災者は600万人に上るとのことです。これは2005年の大地震発生時と同様の被害規模です。地滑りとやまない大雨により救援活動が困難になっており、村すべてが流され、多くの町が浸水しています。また、北西部のスワト渓谷やインダス川を600マイルほど下った穀倉地帯のパンジャブ州の一部と南部シンド州など、複数の地域で停電が発生しています。150万エーカーの農地が壊滅し、基本食品の値段が跳ね上がっています。
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    2010/8/9(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ウリベ政権後のコロンビア ラテンアメリカ史学者グレッグ・グランディンに聞く

    8月10日、衝突の危機を打開するため、コロンビアとヴェネズエラの大統領が会談を行い、両国の交易と外交関係が再構築されることが期待されています。8月7日に就任式を終えたコロンビアのフアン・マヌエル・サントス新大統領は、コロンビアのサンタ・マルタでベネズエラのチャベス大統領と会談します。サンタ・マルタは、南米解放の英雄シモン・ボリバールが1830年に没した所です。アルバロ・ウリベ前大統領の国防大臣であったサントスは就任演説の中で、チャベス大統領との「率直で直接的な」対話を訴えました。それへの返答として、ベネズエラのチャベス大統領は、コロンビアのゲリラに、すべての人質を解放し、武装闘争を断念することを呼びかけました。
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    2010/8/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ボリビア国連大使「異常気象をよそに、先進国は温室効果ガス削減の誓約を本気でしようとしない」

    温暖化との関係を科学者が警告する異常気象が世界各地で連続発生していますが、国際気候交渉の歩みはゆっくりです。最新の動きとしてドイツのボンで8月2日から6日まで開催された気候会合が終了しました。秋に中国で予定されている外交官レベルの短期会合では、2010年末のメキシコ・カンクンでの重要な高級レベル気候会議に向けて相違点の徹底検証を行なうことになっています。ボンの会合に出席したボリビア国連常任大使パブロ・ソロンに聞きます。
    dailynews date: 
    2010/8/10(Tue)
    記事番号: 
    2

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