デイリーニュース

  • 「奴隷労働」終結を求める刑務所ストライキの最新情報:開始から10日で11州に広まる

    刑務所の環境および彼らが言う「刑務所の奴隷制度」終結を求める運動で、少なくとも全米11州の受刑者が仕事のボイコット、ハンガーストライキ、そして売店ボイコットを行っています。主導者たちによれば、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州、そしてインディアナ州では受刑者たちがデモをおこなっており、テキサス州、カリフォルニア州、そしてオハイオ州では、独房の受刑者を含む受刑者たちがハンガーストライキを行っています。また、ワシントン州タコマのノースウエスト刑務所では少なくとも6人がハンストに入り1週間以上が経ちました。アマニ・サワリに話を聞きます。彼女は全米におけるストライキの組織を援助する受刑者のネットワーク「刑務所弁護士の声」(Jailhouse Lawyers Speak)を代表して、刑務所でのストライキを組織しています。

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    2018/8/30(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「ミシシッピーは悪化の一途」:8月だけで受刑者13人が死亡で 活動家は答えを求める

    ミシシッピー州では受刑者がこれまでにない高いペースで死亡しています。今年8月だけでも13人が刑務所で亡くなりましたが、2015年には1年間の同州の受刑者死亡数が47人でした。これらは自然死だったと刑務所当局は主張しています。しかし、ミシシッピー州南西部の民営の刑務所、ウィルキンソン郡刑務所における24歳のニジャ・シバラス・ボノム殺害を含む衝撃的な受刑者の死亡が急増する中、活動家や家族らは答えを求めています。当局者によれば、ボノムは別の受刑者と喧嘩した後、自身の監房内で亡くなりました。しかし遺族は、同房者と激しい言い争い後に監房に戻されたことから、ボノムの死は刑務所が暴力的環境から彼を守らなかった故だと主張しています。ボノムの姉妹はデモクラシー・ナウ!に対し「刑務所は彼を犬小屋に戻した」と語りました。南部貧困法律センター(SPLC)ミシシッピ支部代表で主任弁護人のジョディ・オーエンズに話を聞きます。SPLCは、民営刑務所における受刑者への深刻な虐待を主張して、ミシシッピ州更正局を告訴する最近の訴訟に参加しています。

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    2018/8/30(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 草の根運動からの勝利:フロリダ州知事候補アンドリュー・ギラムが予備選に勝利するまでの道のり

    8月28日、フロリダ州知事選における民主党予備選で、進歩派候補アンドリュー・ギラムが番狂わせの勝利を手にし 同州初のアフリカ系米国人知事となる道を開きました。その数時間後、トランプが支持する共和党の知事候補者がギラムを攻撃、ギラムに票を投じるような「猿芝居」には加担しないよう有権者に呼びかけました。このコメントには、FOXニュースでさえも黙認できないとコメントしています。本日はギラムと働いた経験のある活動家2人に話を聞きます。フロリダ州の「夢を守る者たち」(Dream Defenders)のフィリップ・アグニューと、「黒人の若者プロジェクト100」(Black Youth Project 100)代表で、新著 Unapologetic: A Black, Queer, and Feminist Mandate for Radical Movements(『堂々と――黒人、クィア、そしてフェミニストのための急進的運動への使命』)の著者シャーリーン・カラサースです。

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    2018/8/30(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 2016年の選挙での投票のため5年以上の実刑に直面するテキサスのアフリカ系の母クリスタル・メイソン

    違法投票を行ったとして5年の刑期を言い渡されている、テキサス州の女性の衝撃的な事件を紹介します。刑期はさらに延びる恐れもあります。クリスタル・メイソンは、2016年の大統領選挙で、過去に脱税で有罪判決を受けていて、投票権がなかったにもかかわらず、暫定投票[訳注:選挙人登録名簿に名前が見つからなく、投票所では確認できない場合でも、暫定的に投票ができ、後日、選挙管理委員会で調査した後、有資格であると認められた場合は票がカウントされる制度。米国の十数州がこの制度を採用している]を行いました。3月に彼女は違法投票で有罪判決を受けました。彼女は、犯罪歴によりテキサス州では投票が許されないことを知らなかったと言います。支持者たちは、彼女への判決が人種的偏見に基づいていると主張し、アイオワ 州の白人 女性テリー・リン・ロートの事件を指摘します。ロートはトランプ大統領に投票しようとして、2度、同じ罪状で有罪判決を受けましたが、課された刑は2年間の保護観察/執行猶予と750ドルの罰金でした。クリスタル・メイソンと、彼女の弁護士、キム・コールに話を聞きます。メイソンは31日、テキサス州フォートワースで連邦裁判所の法廷審問を受けますが、言い分が受け入れられなければ収監されます。

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    2018/8/29(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ハリケーン・マリア襲来後一年が近づくプエルトリコ 公式死者数を約3,000人に引き上げ

    プエルトリコは、知事が命じた調査結果の発表に基づき、2017年のハリケーン・マリアの死者数を、64人から3000人近くへと正式に引き上げました。これにより、ハリケーン・マリアを米国史上最悪の嵐の一つだということが公式に明らかにされました。デモクラシー・ナウの共同司会者フアン・ゴンザレスと米国教員連盟の代表ランディ・ワインガルテンに話を聞きます。

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    2018/8/29(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 弾薬ではなく本を!:連邦資金を転用して学校への銃供給をはかるデボスに計画に反対の声高まる

    教師や学校職員用に銃器の供与をはかるベッツィ・デボス教育長官の計画を却下せよとの圧力が高まっています。この計画は、オクラホマ、テキサスおよび他の州からの、学校保安担当者を訓練し、武装させることを求める要請を受けた後、提案されました。デボスは、連邦学生支援金と学術振興助成金を転用して、銃器の支払い、および教育者への銃使用訓練のために使うことを計画していますが、これは教師を武装させるために連邦資金を使うことを禁止してきた、長年にわたる連邦政府の方針を逆転させるものです。米国教員連盟の代表であるランディ・ワインガルテンと、銃暴力防止支援ギフォーズ法律センター(Giffords Law Center to Prevent Gun Violence)のアダム・スキャッグス主任弁護士に話を聞きます。

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    2018/8/29(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 悪徳金融業者の言いなりのトランプ政権に抗議して学生ローン監視役トップが辞任

    今週、全米各地で新学年が始まりますが、学生ローンの不正監視役のトップが、学生ローンの借り手より、略奪的な融資を行う強大なローン会社に味方するトランプ政権を非難して、抗議の辞任をしました。セス・フロートマンは、消費者金融保護局のミック・マルバニー長官の下で、学生ローン・オンブズマンを務めていました。セスが書いた文書によると、マルバニー長官の指揮下で「消費者金融保護局は、議会から特に保護を託された消費者を見捨て」ました。折しも、ベッツィ・デボス教育長官は、営利目的の大学によってカモにされた人々を救うための連邦政府学生ローン救済費を130億ドルも削減する新たな規則を提案しています。テンプル大学の高等教育政策および社会学の教授でありPaying the Price: College Costs, Financial Aid, and the Betrayal of the American Dream(『代償の支払い:大学費用、財政援助、アメリカンドリームの裏切り』)の著者サラ・ゴールドリック・ラブに話を聞きます。

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    2018/8/29(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 1968年の民主党党大会抗議主導者たちが振り返る 共闘体制構築と大統領候補に豚を指名したこと

    1968年のシカゴの民主党大会を再検証します。この大会では、アビー・ホフマンやジェリー・ルービンなどイッピー(青年国際党員)を名乗るベトナム戦争に反対する若者たちが「不死身のピガサス」(Pigasus the Immortal)という名前の豚を独自の大統領候補に指名し、民主党のヒューバート・ハンフリー候補や共和党のリチャード・ニクソン候補に対抗させようとしました。ピガサスが大統領にIn-Hog-Ur-Ate(「就任」 inaugurateをもじったもの)すれば、実行される政策はガラクタの山ですが、「それは他の全ての政党の政策と同じこと」だとホフマンやデイビスは言いました。ピガサス次期大統領は、ホワイトハウスに招かれて外交政策のブリーフィングとシークレットサービスによる機密情報の説明を受けることになると彼らは主張します。その後ピガサスは、他の活動家たちと共に逮捕されました。秩序を破り、治安を乱し、豚をシカゴに持ち込んだことが罪状です。被告側弁護士ウィリアム・クンスラーは、それと同じ罪状で民主党を告訴しました。ブラックパンサー党のボビー・シールに、暴動扇動で逮捕されたことや抗議中の演説が原因で「シカゴ・エイト」(シカゴの騒乱で逮捕された8人の活動家)の裁判中に猿ぐつわをはめられたことなど、引き続き話を聞きます。

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    2018/8/28(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 縛られて猿ぐつわをはめられた:ブラックパンサー党の議長ボビー・シールが語る1968年の民主党党大会後の彼の裁判

    警察がデモ隊を攻撃し全米中の注目を集めた50年前1968年のシカゴの民主党党大会を再検証し、ボビー・シールに話を聞きます。彼はデモで演説した当時、ブラックパンサー党の議長でしたが、その後逮捕され「シカゴ・エイト」(Chicago 8)のメンバーとなりました。シールは、彼の共謀裁判で、判事が彼に猿ぐつわをはめさせ、椅子に縛り付けるよう命じた経緯を説明してくれます。彼は16の法廷侮辱罪で48カ月の禁錮刑を言い渡されましたが、その後すべての罪状が却下されました。

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    2018/8/28(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 50年前 反戦抗議者たちが容赦なく攻撃された1968年の民主党党大会での警察の暴動

    50年前、1968年8月29日シカゴで行われた民主党党大会は、大規模な政治イベントが警察による暴動に発展して大混乱となり、そのほとんどが全米に生中継され全国的な注目を集めました。シカゴ市は、抗議者たちに対し2万4000人の警官、州兵、陸軍兵を動員し、催涙ガスとこん棒で対峙しました。当時のニュース映画からの映像を放送し「民主社会を目指す学生」(Students for a Democratic Society: SDS)と「ウエザー・アンダーグラウンド」(Weather Underground)の元メンバーで50年前の1968年に逮捕されたビル・エイヤーズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/28(Tue)
    記事番号: 
    1

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