デイリーニュース

  • 『餓鬼の領分で』:バンクーバーの安全麻薬注射提供所常勤医のガボール・マテ博士が語る依存症と注意欠陥障害の生物学的かつ社会経済学的原因

    ガボール・マテ博士はカナダ・バンクーバーにあるポートランド・ホテル・ソサエティの常勤医です。バンクーバーは麻薬使用者が世界で最も多い地区の1つでもあり、同ソサエティは麻薬依存症に付随する危険を少しでも減らすことを目的とした滞在型施設を運営しています。この施設は専門家の監督の下での安全な麻薬注射の場を提供している北米で唯一の場所です。マテ博士はこれまでベストセラーを4冊刊行していて、最新の本はIn the Realm of Hungry Ghosts: Close Encounters With Addiction(『餓鬼の領分で:依存症を考える』)です。この著作で博士は、生物学的かつ政治的な原因の理解を取り入れた、依存症の新しい治療方針を提案しています。博士にはまた、注意欠陥・多動性障害に関する研究と心と体の関係についても話をしてもらいました。
    dailynews date: 
    2010/2/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 史上初 米軍上層部が同性愛公言禁止規則の撤廃を要請

    米国防総省の上層部は初めて、ゲイやレズビアンであることを公言している人々の従軍、あるいは従軍中に公言することを禁じた同性愛公言禁止(Don't ask, don't tell)政策を撤廃することを要請しました。ゲイであることを理由に除隊処分になった前陸軍情報将校アレグザンダー・ニコルソンに感想を聞きます。もう1人、Unfriendly Fire: How the Gay Ban Undermines the Military and Weakens America(『 アンフレンドリー・ファイア:いかにゲイ排除が軍とアメリカを弱体化させるか』) の著者ナサニエル・フランクからも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロバート・マクチェズニーとジョン・ニコルズ、新著『米国ジャーナリズムの生死:世界を再生するメディア革命』を語る

    イリノイ大学教授のロバート・マクチェズニーとネイション誌の記者ジョン・ニコルズという、メディア改革運動を先導する2人が、新著The Death and Life of American Journalism:The Media Revolution that Will Begin the World Again(『米国ジャーナリズムの生死:世界を再生するメディア革命』)について語ります。マクチェズニーとニコルズは、ジャーナリズムは公益とみなされるべきであり、政府は新聞や報道機関に もっと多くの補助金を出すことで米国のジャーナリズム救済を支援すべきだと主張しています。

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    dailynews date: 
    2010/2/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ニューヨークの陪審、拷問の申し立てと疑わしい証拠を無視し、パキスタン人科学者 アーフィア・シディキに有罪判決<

    ニューヨークの陪審は、2008年にアフガニスタンでの拘束中に米軍に向け発砲した事件で、米国で教育を受けたパキスタン人の神経科学者アーフィア・シディキを殺人未遂で有罪としました。米人側に負傷者は出ませんでしたが、シディキ本人は米当局の拘束中に撃たれて負傷しています。人権団体が以前から主張しているところによれば、2003年、シディキはパキスタン当局により拘束されて行方が分らなくなり、米国からの要請により尋問され拷問されていたといいます。シディキは証言の中で、米国の秘密刑務所に拘束されていたと述べました。シディキの家族の代理人であるインターナショナル・ジャスティス・ネットワークのティナ・フォスターと、シディキの事件を詳しく追ってきた独立系ジャーナリストのペトラ・バートシウィッツに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イエメン人ジャーナリストのナーセル・アラビー 米国の関与はイエメン拠点の武装過激派への健全な対応を損なわせる

    イエメンが国際的な懸念の的になっています。治安の悪さとイスラム主義過激派の拠点としてです。米政府高官は昨年クリスマスの航空機爆破未遂事件の容疑者の供述から、米国生まれのイエメン人アンワル・アウラキ師を捕まえる貴重な情報を得ていると言います。師はオバマ政権が暗殺を許可した人物です。デモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマトが、ドバイのガルフ・ニューズ紙とカイロのアルアフラム・ウィークリー紙に寄稿しているイエメン人ジャーナリスト、ナーセル・アラビーに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    4
  • どうしたらわれわれの民主主義を取り戻せるか? 「チェンジを望むなら議会を変えなければならない」とローレンス・レッシグ

    どうしたらわれわれの民主主義を取り戻せるか? 「チェンジを望むなら議会を変えなければならない」とローレンス・レッシグ ネイション誌のカバーストーリーで、ハーバード大学の法学教授ローレンス・レッシグが「我々の政府の中心にすでに破綻した機関が存在している。議会だ。財政の破綻ではなく(いまのところは)、政治的な破綻だ」と書いています。さらに「議会がいまのアメリカ民主主義の問題点の核心である。端的に言えば、議会を変えない限り変化はない」と言っています。

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    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    3
  • デイブ・ザイリン ニューオリンズのスーパーボウル・フィーバーとスポーツ最大の祭典の軍事化を語る

    A People’s History of Sports in the United States(『民衆の米国スポーツ史』)の著者でスポーツライターのデイブ・ザイリンは、ニューオリンズ・セインツのスーパーボウル出場がニューオリンズの人々に ──少なくとも当面は──ハリケーン・カトリーナの時以来の精神の高揚をもたらしていると言います。ザイリンはまた、同性愛者らの人権のために立ち上がったプロのスポーツ選手たちについて話してくれるとともに、スーパーボウルというお祭りが米国の軍事化の推進に使われ続けている実態にも触れています。
    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 中絶権擁護派 スーパーボウル中継で反中絶の意見広告CMを流すCBSを批判

    米プロ・フットボールの王座決定戦スーパーボウルまであと2日。1億人が視聴する試合中継は今年はCBSが行いますが、そのCBSがいまフォーカス・オン・ファミリーというキリスト教右派団体の反中絶意見広告を放映することで批判の的になっています。ここ何年もCBSやその他のネットワーク局はスーパーボウル中継で意見広告を出すことを拒絶してきました。中絶権を擁護するプランド・ペアレントフッドのセシル・リチャーズと、A People’s History of Sports in the United States(『民衆の米国スポーツ史』)の著者でスポーツライターのデイブ・ザイリンに意見を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/2/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・ポーランが語る「食のルール:食べる人の手引書」

    『雑食動物のジレンマ』やIn Defense of Food(『食を守れ』)の著者、マイケル・ ポーランが、ヘルスケアとダイエットの関係性や加工食品の危険性、食肉産業の圧力団体が握る権力、「栄養学と産業の産学複合体」、工業化された農業が地球温暖化に与える影響、ポーランの食に関する64のルールなどについて語りました。「市場には、私が『食物に似た、食べることのできる物質』と呼び、食べるべきでないと考える製品が溢れかえっています」とポーランは述べます。「つまり、これら多数のルールはみなさんを支援するためのもので、今やほとんど信用できなくなった米国スーパーマーケットの世界をみなさんが航海するのに役立つものです」。オスカー賞にノミネートされたドキュメンタリー作品「Food, Inc(フード・インク)」からの抜粋と、マイケル・ポーランとの対話をお送りします。
    dailynews date: 
    2010/2/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • エイモン・ジャバーズが明かす企業諜報活動の世界とアルバイトにいそしむCIA諜報員

    現役諜報員に民間企業でのアルバイトを認めているというニュースでCIAに批判が集まっています。金融会社やヘッジ・ファンドのような富裕私企業と上級諜報部員の接触を認めてきた「ムーンライティング」と呼ばれる“内職”の存在が明らかになりました。内部的にはそれはCIAからの私企業への人員流出を防ぐためのものと見られているそうです。CIA広報によれば、「内職」諜報員は外部雇用に関して詳細な情報を提出するように求められているといいますが、この措置がいつから続いているものなのか、いったい何人の諜報員がこれを行っているのかなど、その内実はほとんど明らかになっていません。新著Broker, Trader, Lawyer, Spy: The Secret World of Corporate Espionage(『ブローカー、トレーダー、ロウヤー、スパイ;企業諜報活動の秘密の世界』)を出したばかりのエイモン・ジャバーズに話を聞きましょう。
    dailynews date: 
    2010/2/9(Tue)
    記事番号: 
    5

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