デイリーニュース

  • 米国製の爆弾で40人のイエメンの子供が死亡? スクールバスへの空爆における米国の役割に高まる憤り

    数千人の追悼者たちが8月13日、 米国が支援するサウジアラビア主導の連合軍によるスクールバスへの空爆で8月第2週に死亡した、40人の子供を含む51人の葬儀のためにイエメン北部の都市サーダに集まりました。6歳から11歳の学童の大領殺害は、イエメンの凄惨な戦争のなかでも子供に対する最悪の攻撃の1つです。ネット上に投稿された画像は、米国が製造したマーク82爆弾が空爆に使用されたことを示唆しています。イエメン人研究者で活動家でもあるミシガン州立大学の准教授、シャイリーン・アル=アデイミに話を聞きます。イン・ディーズ・タイムス誌への彼女の最新記事の題名は”Fine Print in Defense Bill Acknowledges U.S.-Backed War in Yemen Will Go On Indefinitely”(「防衛法案の但し書きは米国支援のイエメン戦争が無期限に続くことを認めている」)です。

    dailynews date: 
    2018/8/14(Tue)
    記事番号: 
    3
  • モンサント社 発ガン疑惑の化学薬品を売るための作り話・科学の抑圧・反対意見の口封じ

    モンサント社は、除草剤「ラウンドアップ」(Roundup)の危険性を隠していたのではないかと精査の目にさらされています。製品について同社の利益と矛盾する記事を発表した際に、同社から内容の検閲を受けた上に信用を傷つけられようとした記者に話を聞きましょう。キャリー・ジラムは、ベテランの調査報道記者で、”Whitewash–The Story of a Weed Killer, Cancer and the Corruption of Science”(「粉飾:除草剤、癌、科学の堕落の物語」)の著者です。

    dailynews date: 
    2018/8/14(Tue)
    記事番号: 
    2
  • モンサント社に対する歴史的な判決 癌罹患の校庭整備員に対する同社の「悪意」認める

    除草剤「ラウンドアップ」(Roundup)を使用したのちに癌に罹患した学校校庭整備員がモンサント社を訴えた裁判で、カリフォルニア州の陪審員は2億8900万ドルの賠償金支払いという歴史的な評決を下しました。非ホジキンリンパ腫を発症したドウェイン・リー・ジョンソンの主任弁護士であるブレント・ウィズナーに話を聞きます。医師団は、ジョンソンが2020年を越えて生きられる可能性は低いと言っています。ジョンソンの裁判ではグリホサート(ラウンドアップの主成分の化合物)が癌を引き起こす疑いについて初めて審理されました。 2016年に起こされたこの訴訟は、ジョンソンの病気の深刻さのために優先的に法廷が開かれました。

    dailynews date: 
    2018/8/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 米西部で100件以上の山火事が燃え盛るなか ジンキ内務長官の非難の矛先は気候変動ではなく「急進的な環境保護論者」

    米西部で100件以上の山火事が猛威を振るっています。ライアン・ジンキ内務長官は先週、公共地の森林管理に関する論説を「USAトゥデイ」に寄稿し、山火事の要因を作ったのは「急進的な環境保護論者」だと非難しました。一方、内務省で7年間働き、同省の政策分析局長を2017年7月まで務めたジョエル・クレメントは、「この政権の下では、気候変動がなくなるよう願っているだけでは駄目だということを多くの米国人がわかっています」と言います。ジンキの倫理違反をめぐる一連の記事を書いたポリティコのエネルギー担当ベン・ルフェーブル記者にも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/13(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ライアン・ジンキ米内務長官が 2人の抗議者に詰め寄られる 汚職と気候変動問題で

    ライアン・ジンキ内務長官が先週末10日におこなったスピーチを妨害したサリー・ホームズとジェシー・ブルカトに聞きます。二人はコロラド州スチームボートスプリングスにいます。ジンキ長官は就任以来、14件にのぼる連邦法違反の調査を受けています。抗議者らはジンキに倫理違反疑惑および西部で猛威を振るう山火事に対する気候変動の影響を認めない理由を問いただしました。ジンキがエネルギー大手企業ハリバートンのCEOデビッド・レザーと不動産取引でつながりがあることを暴いたポリティコ記者のベン・ルフェーブルも番組に加わります。

    dailynews date: 
    2018/8/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 元イラン大使:トランプのイラン制裁再開は戦争行為だ

    トランプ政権は先週、対イラン経済制裁を再発動し、米国イラン間の緊張が高まっています。再発動はイラン核合意離脱の決定に伴うものです。トランプはさっそく「イランとビジネスする者は米国とはビジネスできなくなるだろう」とツイートし、イランと貿易しようとする国々を脅しました。イランのハサン・ロウハニ大統領は先週、再発動は「心理攻撃」であり、撤回されるまで交渉を開始しないと非難しました。元駐ドイツ・イラン大使でプリンストン大学ウッドロー・ウィルソン公共政策・国際関係大学院の中東安全・核政策専門家であるセイエド・ホセイン・ムサビアンに話を聞きます。ムサビアンは、2003年から2005年まで欧州連合(EU)との核交渉でイランの報道官を務めました。

    dailynews date: 
    2018/8/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 『オール・フォー・ワン』 米国とロシアの障害を持つ映画製作者が共同制作した感動の新作ドキュメンタリー

    米とロシア政府間の緊張は強まる一方ですが、両国の絆を深める道を、身体障害という自分たちの共通項を通じて見出した映画製作者の集団があります。8月10日にニューヨークで初公開される新作映画All For One (『オール・フォー・ワン』)は、身体障害を持つ米国とロシアの映画製作者たちが参加する「メディアに力をもらった銃士たち」(Media Enabled Musketeers)が自分たちの物語を伝えるオリジナル作品を制作する過程を追う作品です。ロシア人35人と米国人13人が協力して日常生活の問題を取り上げる映画を制作し、それを通じて自らのエンパワメント、社会の啓蒙、障害を持つ人々の機会増大をめざす姿が描かれています。彼らが制作する映画の主題には、アクセシビリティ、恋人探し、偏見との対決、理想の追求などがあります。米国で最も歴史のあるコミュニティ・メディア・センター、DCTV(Downtown Community Television Center)の共同創設者ジョン・アルパートに詳しい話を聞きます。アルパートは「メディアに力をもらった銃士たち」プロジェクトの共同代表です。同プロジェクトに参加する映画製作者ジョン・ノビックとベン・ロスロフにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/10(Fri)
    記事番号: 
    2
  • コロンビアで歴史的大統領選を繰り広げた元ゲリラの左派政治家グスタボ・ペトロにインタビュー

    コロンビアでは右翼政治家イバン・ドゥケが新大統領に就任しました。ドゥケは、右翼のアルバロ・ウリベ前大統領に後継者として選ばれ、反政府勢力コロンビア革命軍(FARC)との和平合意の重要部分を無効にすると約束しています。ドゥケの就任式直前に、デモクラシー・ナウ!は、今年の大統領選挙で800万票を集め2位になったグスタボ・ペトロに話を聞きました。当選していれば、彼はコロンビア初の左派の大統領となったでしょう。1980年代に、ペトロはM-19ゲリラ運動のメンバーとして投獄され、拷問を受けました。ペトロは後にコロンビアの国会議員となり、民兵暗殺隊と大物政治家の繋がりを探る議会調査を主導しました。

    dailynews date: 
    2018/8/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 米国が長崎に原爆を投下してから73年 生存者が核戦争の脅威を警告

    73年前の1945年8月9日、米国は長崎に原子爆弾を投下し7万4000人が犠牲となり、この攻撃を生き延びた人々の人生を永遠に変えてしまいました。この空爆のわずか3日前に、米国は世界初の原爆を広島に投下し、そこでは14万人が犠牲となっています。世界中を航行し非核化と世界平和キャンペーンを繰り広げる国際船「ピースボート」で、7月に日本を出航してニューヨークに到着したゲスト2人に詳しい話を聞きます。倉守照美は原爆を生き延びた被爆者です。吉岡達也は「ピースボート」の共同創設者で共同代表です。

    dailynews date: 
    2018/8/9(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 刑務所の消防士プログラムは奴隷労働か? 追加時給1ドルで州史上最大の山火事と戦う

    カリフォルニア州は、州全域で燃える山火事との戦いに女性多数を含む数千人の受刑者を使うことに依存しています。これらの受刑者は消防士としての訓練を受けることができ、良い振る舞いとして勤務1日につき服役期間2日分が減役されます。しかし、このプログラムを批判する人々は、州政府は早期釈放を願う受刑者の意欲を利用していると主張します。消防士の平均年収は7万4000ドルと社会保障ですが、受刑者は日給2ドルに加え、実際の消火活動に対し追加時給1ドルが支払われます。いくつかの推定によれば、カリフォルニア州は受刑者を州最大の環境問題である山火事の消火に従事させることで年間8000万~1億ドルを節約しているということです。「女性受刑者のためのカリフォルニア州連合」(California Coalition for Women Prisoners)LA支部の一員で、カリフォルニア州立大学フラートン校の「プロジェクト・リバウンド」(Project Rebound)のプログラム・コーディネーターも務めるロマリン・ラルストンに話を聞きます。ラルストンには23年の服役経験があり、その間消防士を訓練するトレーナーとして働きました。3年半の服役中にサンディエゴの女性消防士訓練施設で造園士をしたディアドレ・ウィルソンにも話を聞きます。(画像クレジット:ページ・センジョン)

    dailynews date: 
    2018/8/9(Thu)
    記事番号: 
    2

Pages