本日公開の新作ドキュメンタリー映画Fahrenheit 11/9(『華氏11/9』)。オスカー受賞映画監督マイケル・ムーアによるこの作品は、2016年の大統領選とその後の顛末を描いた快作です。11/9とは、2016年11月9日、ドナルド・トランプが大統領選で勝利した日のことです。映画のなかで、ムーアは全米各地を巡り、トランプ主義の台頭だけでなく、全国に広がった教師のストライキ、2018予備選挙における民主党の革新派候補者たちの躍進「青い波」[訳注:ブルーは民主党のシンボル・カラー]、フロリダ州パークランドで起きた銃乱射事件後の大学生や高校生によるアクティビズムの高まり、そしてムーアの故郷ミシガン州フリントの水道水汚染危機についても記録しています。広範な出来事に目を向けるこのドキュメンタリー作品では、容赦されるものはありません。民主党の幹部、ニューヨークタイムズ紙やその他の主流メディア媒体、選挙人団、バラク・オバマ元大統領、ドナルド・トランプ大統領、そしてムーア自身もやり玉にあがります。マイケル・ムーア監督に映画について、またその他の話題に関して話を聞きます。