デイリーニュース

  • 性的暴行サバイバーが上院議員に直談判 カバノーのFBI調査開始のきっかけとなる

    アリゾナ州選出共和党上院議員ジェフ・フレークは、トランプが指名した最高裁判事候補を承認する意向を示した後、上院司法委員会での採決に向かう途中のエレベーター内で性的暴行サバイバーの女性2人と対峙することになりました。2人の女性はエレベーターのドアを押さえ、あなたは私たちの痛みを無視していると涙ながらにフレークに訴えました。その後司法委員会に向かったフレークは、カバノーの指名承認を支持しつつも本会議の採決前にFBIの捜査がおこなわれることを要請、議場を驚かせました。トランプ大統領はこれを受け、カバノーに対するFBIの調査を命じました。カバノーの承認を遅らせた女性の一人、アナ・マリア・アーチラに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/10/1(Mon)
    記事番号: 
    1
  • クリスティン・ブラジー・フォード「ブレット・カバノーが1982年に私をレイプしようとしたことを『100%確信』」

    27日の歴史的な公聴会での質疑の一部を取り上げます。クリスティン・ブラジー・フォードは27日の上院司法委員会公聴会でブレット・カバノーが1982年の夏に同氏をレイプしようとしたと「100%確信」をもって証言すると述しました。ブラジー・フォードとカバノーは数時間にわたり質問を受けました。上院司法委員会の11人の共和党委員は全員が白人男性ですが、ブラジー・フォードに直接質問せず、性犯罪を専門とするアリゾナ州のレイチェル・ミッチェル検事にその役目を振りました。上院総務ミッチ・マコーネルが「女性アシスタント」と呼んだ人物です。ミッチェルは共和党上院議員たちに代わってカバノーにも質問する予定になっていましたが、ガバノーが1982年夏に参加したパーティーの詳細に関する一連の質問をミッチェルが始めると、共和党委員たちは速やかに止めました。公聴会中、カバノーはブラジー・フォードの申し立てに関するFBI捜査への要請を繰り返し拒否しました。リチャード・ブルメンサル上院議員は、トランプ大統領のFBI調査要請不履行は「隠蔽に等しい」と述べました。

    dailynews date: 
    2018/9/28(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ブレット・カバノー 怒りを抑えきれぬ戦闘的な証言で 性的暴行疑惑を真っ向から否認

    クリスティン・ブラジー・フォードは27日午前、トランプ大統領が最高裁判事に指名したブレット・カバノーに対する証言で、1982年当時高校生だった同氏をレイプしようとした人物はガバノーだったと確信をもって断言すると述べました。ガバノーはブラジー・フォードの主張を繰り返し否定しました。カバノーは、怒りをかろうじて抑え、目に涙を浮かべ何度も声を詰まらせながら、ブラジー・フォードの証言を繰り返し否定しました。カバノーは上院司法委員会の民主党委員たちが承認を頓挫させるため「サーカス(浮かれ騒ぎの見世物)」を演出していると非難しました。カバノーの冒頭陳述の一部をご覧ください。

    dailynews date: 
    2018/9/28(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ブラジー・フォードの断腸の思いの証言にもかかわらず 共和党はカバノー承認採決へ

    カバノーとクリスティン・ブラジー・フォードの衝撃の証言日を終え、共和党主導の上院司法委員会は最高裁判事候補ブレット・カバノーの承認採決へ向け準備を進めています。ブラジー・フォードは、1982年当時高校生だった同氏をカバナーがレイプしようとしたことを「100%確信」していると証言しました。公聴会での証言で、カバノーは無実を訴え、自分は「クリントンの仇をとろうとする」左翼の陰謀の犠牲者にされていると主張しました。ブラジー・フォードの冒頭陳述のすべてをご覧ください。

    dailynews date: 
    2018/9/28(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 経済および人道的危機に直面しているベネズエラに 新たな制裁措置を課すと脅すトランプ

    9月26日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、突然出席を決めた国連総会で演説を行いました。この前日、ドナルド・トランプ大統領はマドゥロ政権の汚職を非難し、妻のシリア・フロレスおよび側近に対する新たな制裁を発表しています。「様々な困難はありますが……私は米国大統領へ手を差し伸べ、両国間の違いやアメリカ大陸における問題について話し合いたいと思っています」とマドゥロは述べました。トランプは26日、マドゥロに会う意思があると発言、ベネズエラの政治的、経済的、人道的混乱を終わらせる支援をするため全ての選択肢を検討中だとしています。トライコンチネンタル:ソーシャル・リサーチ研究所(Tricontinental: Institute for Social Research )理事長で、レフトワード・ブックス(LeftWord Books)編集主幹のビジェイ・プラシャドに話を聞きます。プラシャドはグローブトロッター誌(Globetrotter)の主任記者でもあります。

    dailynews date: 
    2018/9/27(Thu)
    記事番号: 
    4
  • イェール・ロー・スクールの学生が抗議 同校卒業生のブレット・カバノー判事に対する性的暴力疑惑への捜査を求める

    数千人のイェール大学の学生が、ブレット・カバノー判事による性的暴力を告発した同校の卒業生デボラ・ラミレスへの支持を表明して、カバノーへの抗議を行っています。ラミレスは、彼女とガバノーが大学1年生のときに寮のパーティーで、酔っ払ったカバノーが性器を彼女の顔の前に晒したと告発しました。カバノーはイェール大学および同校ロー・スクールの卒業生です。ラミレスを支持する書簡にはイェール大学の女性2800人以上が署名しました。9月24日、ラミレス支持のデモに学生260人以上が参加できるよう、イェール・ロー・スクールの教授陣は31の講義をキャンセルしました。イェール・ロー・スクールの学生でブレット・カバノーに対する抗議運動の組織を手伝ったサマンサ・ペルツに話を聞きます。イェール大学の学生は「公正で徹底した捜査が行われるまで発言をやめませんし、マスコミにもアピールを続けます」とペルツは語ります。

    dailynews date: 
    2018/9/27(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ビル・コスビーによるレイプ・サバイバー リリー・バーナード:性的暴力を通報した女性は多くの場合 法廷で「再度レイプ」される

    最高裁判事に指名されたブレッド・カバノー判事を告発したクリスティーン・フォード博士が本日上院司法委員会で証言しますが、その前にカバノー判事と自身に対する性的暴力の告発をペテン呼ばわりしたトランプ大統領の発言について、ビル・コスビーによる性的暴行のサバイバー、リリー・バーナードの反応を聞きます。「私をレイプした男が……刑務所送りになったのと同じ週に、最高裁判事に指名された男が公聴会で性的暴力行為について質問を受けることになるとは想像もしていませんでした」とバーナードは言います。ビジュアル・アーティストのバーナードは、90年代初頭、彼女が『コスビー・ショー』にゲスト出演した際に、その準備を手伝うことを口実に、コスビーが彼女にレイプドラッグを飲ませレイプしたと告発しました。

    dailynews date: 
    2018/9/27(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 性的暴力告発を「嘘を使った印象操作」と呼ぶトランプに セクハラ被害者ジェシカ・リーズが返答

    9月27日の米上院司法委員会公聴会を前に、トランプ大統領は彼が最高裁判事に指名したブレット・カバノー判事に性的暴力を振るわれたと告発した複数の女性を批判し、民主党は「嘘を使った印象操作」を行っていると発言しました。トランプからセクハラを受けたと告発した16人の女性のひとりで、26日の会見でトランプが引き合いに出したジェシカ・リーズの反応を聞きます。リーズは、1979年に民間航空機のファースト・クラスでトランプに体をまさぐられたと明らかにしています。

    dailynews date: 
    2018/9/27(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「画期的な判決」 被害者の勝利 性的暴行でビル・コスビーに3~10年の実刑判決

    数十年にわたる性的暴行容疑で数十人の女性たちから告発を受けていたコメディアンのビル・コスビーに、25日フィラデルフィアの裁判官が3年から10年の実刑判決を下しました。コスビーは直ちに収監され、女性たちの訴えが実を結びました。4月に陪審は、テンプル大学の女子バスケットボールチームの元活動責任者であったアンドレア・コンスタンドに対してコスビーが2004年に自宅で、薬物を投与した上で性的暴行を加えたとする強制わいせつ行為容疑3件に有罪の評決を言い渡していました。コンスタンドの他にも60人を超える女性がコズビーの過去数十年にわたる性的加害行為を告発しています。コスビーへの判決がくだされた時、その中の多数が法廷にいました。視覚芸術家で俳優でもあるリリ・バーナードもその一人でした。彼女は1990年代初めに薬を飲まされレイプされたとしてコズビーを告発しています。事件当時、彼女は、「コスビー・ショー」へのゲスト出演に備えて、コスビーから指導を受けていました。

    dailynews date: 
    2018/9/26(Wed)
    記事番号: 
    4
  • トランプ政権によるフード・スタンプやメディケイドを利用する移民たたきは 数百万人の子どもを危機にさらす

    トランプ政権は、米国でフードス・スタンプ[訳注:低所得者に向けた食料費補助制度の通称]やメディケイドなどの公的扶助制度を利用しそうだと見なされる移民たちの多くの米国入国やグリーン・カード(永住権)授与を極めて困難にする新たな規制案を提出しようとしています。22日に公にされた草案は、その苛酷さと、移民の両親をもち米国で生まれた子どもたちが被りかねない影響のため、激しい批判をあびています。全米移民法律センター(National Immigration Law Center)の責任者マリエリーナ・ヒンカピエから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/26(Wed)
    記事番号: 
    3

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