デイリーニュース

  • 「オバマはイエメンを殺している」葬儀を攻撃した米国支援の爆撃をイエメン人ジャーナリストが非難

    数千人のイエメン人たちは10月9日、米国支援のサウジアラビアが葬儀を攻撃したことについての国際的な調査を求めて、サヌアの国連ビルに集まりました。この攻撃は米国からサウジ主導の多国籍軍に売却された戦闘機と武器を使って行われました。米国の空軍はサウジの戦闘機への空中燃料補給を提供し続けています。国連によると、サウジ主導の爆撃が2015年に始まって以来、4000人以上の民間人が死亡し、7000人以上が負傷しています。こうした死の約60%は空爆によるものと報じられています。サヌアからイエメン人ジャーナリストのナセル・アラビーと、ヒューマン・ライツ・ウォッチのサラ・リー・ウィットソンから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/11(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 140人が死亡し500人が負傷した米国支援のサウジ軍によるイエメン葬儀空爆は潜在的な戦争犯罪

    ロイターが入手した文書によれば、米政府は、サウジアラビアが主導する多国籍軍による空爆を支援したことによって、イエメンで潜在的な戦争犯罪に関係した可能性を懸念しているといいます。オバマ政権は、国際法の下で共戦国と見なされる可能性があるという政府弁護団からの2015年の警告にも関わらず、サウジアラビアへの武器売却承認を続けています。この文書の発表と前後して起きた、10月8日のサウジによるサヌアのそう議場への空爆で、少なくとも140人の会葬者が死亡し、500人以上が負傷しました。生き残った人々は、サヌアを掌握する武装勢力であるフーシ政府幹部の父親の葬儀中に繰り返し行われた爆撃について語りました。ヒューマン・ライツ・ウオッチの中東と北アフリカ支部の代表であるサラ・リー・ウィットソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ビル・クリントンの貿易政策が破壊したハイチの稲作農業とハイチが今直面するハリケーン後の飢饉

    ビル・クリントン元大統領は2010年、自らの在任中、ハイチに対し、補助金で保護された米国からの輸入米への関税引き下げを強要したしたことについて公式に謝罪しました。これはハイチの稲作農業を完全に破壊し、ハイチの食料自給自足に深刻な打撃を与えました。「わが国のアーカンソー州の一部の農家に益をもたらしたのかもしれませんが、あれは失敗でした。あれは間違いでした」と、クリントンは2010年に述べました。「私の行為によって、ハイチの人々を養うはずのかの国の米生産の可能性を潰してしまったという事実を受け入れて私は毎日生きなければなりません」。クリントンの謝罪から6年後、ハイチはハリケーン「マシュー」によって新たな食糧危機に直面しています。「ハイチ難民のためのハイチ女性」(Haitian Women for Haitian Refugees)の代表で、「IFCO/平和のための牧師」(IFCO/Pastors for Peace)の役員であるニナジ・ラウルから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ハイチ ハリケーンによる「世界の終わりがきたような破壊」で100万人が必要とする緊急人道的支援

    ハイチでは、ハリケーン「マシュー」による死者が1000人を超えました。ハイチのジョスレルム・プリベール暫定大統領は同国がハリケーン「マシュー」による、彼の言うところの「世界の終わりがきたような破壊」によって、食糧不足が起きる可能性があると警告しています。ハイチはさらに、加速するコレラの流行とも闘っています。今回の嵐は1週間前の10月第1週に起こりましたが、多くの地域は依然として救援を受けていません。食糧と薬は底を尽きました。当局は、今回のカテゴリー4の嵐で死亡した人々のための集団墓地を掘っています。国連職員たちは、約100万人が人道的支援を緊急に必要とし、一部の地域ではハイチの農作物の最大80%が破壊されたと言います。複数の援助団体は、少なくとも6万人が一時避施設に滞在していると見積もっています。「ハイチ難民のためのハイチ女性」(Haitian Women for Haitian Refugees)の代表で、「IFCO/平和のための牧師」(IFCO/Pastors for Peace)の役員であるニナジ・ラウルから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 大統領討論会 拡張版パート2:『デモクラシーナウ!』特番でジル・スタインがクリントンとトランプと「討論」

    2時間の「拡張討論会」特番パート2です。本日は討論会からの抜粋を放送し、緑の党の大統領候補ジル・スタインがトランプとクリントンと同じ質問に答えるという形式で討論会を拡張します。民主党と共和党が仕切る大統領選討論委員会が決めた厳しい規則により、スタインとリバタリアン党の大統領候補ゲーリー・ジョンソンは討論会から除外されました。デモクラシーナウ!はスタインとジョンソンの両候補を番組に招待しましたが、スタイン候補のみが招待に応じました。

    dailynews date: 
    2016/10/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 大統領討論会 拡張版パート1:『デモクラシーナウ!』特番でジル・スタインがクリントンとトランプと「討論」

    大統領選まで残り1カ月を切った9日夜、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンがセントルイスのワシントン大学で対決しました。ニュースサイト『ポリティコ』(Politico)は「米国史上、最も醜い討論会」と呼んでいます。本日は討論会からの抜粋を放送し、緑の党の大統領候補ジル・スタインがトランプとクリントンと同じ質問に答えるという形式で討論会を拡張します。民主党と共和党が仕切る大統領選討論委員会が決めた厳しい規則により、スタインとリバタリアン党の大統領候補ゲーリー・ジョンソンは討論会から除外されました。デモクラシーナウ!はスタインとジョンソンの両候補を番組に招待しましたが、スタイン候補のみが招待に応じました。

    dailynews date: 
    2016/10/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプが女性に性的暴行を加えたことを自慢する衝撃ビデオ:「人気があれば何でもできる」

    9日の日曜日に行われたヒラリー・クリントンとドナルド・トランプによる大統領討論会は、異例となった週の最後を飾ることとなりました。討論に先立ち、トランプが女性に対する性的暴行について自慢する音声が公開されたことを受け、共和党幹部がトランプに立候補の取り消しを求めたのです。ワシントンポスト紙は7日、NBCの番組『アクセス・ハリウッド』が2005年に収録した3分間のビデオを公開しました。このビデオは、トランプと番組司会者のビリー・ブッシュが連続ドラマ『デイズ・オブ・アワー・ライブス』(Days of Our Lives)の人気女優アリアン・ザッカーに会いに行く準備をしていたバスの中の会話から始まります。

    dailynews date: 
    2016/10/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • コロンビア大統領がノーベル平和賞を受賞  国民投票で和平協定否決の数日後

    今年のノーベル平和賞に選ばれたのは、52年にわたる内戦の終結をめざし和平協定に漕ぎつけたコロンビア大統領フアン・マヌエル・サントスです。コロンビアの首都ボゴタから、これについての反応をお伝えします。受賞発表の2日前、コロンビア全土で行われた国民投票の結果、和平協定は否決されました。「もし(ノーベル平和賞が)サントス大統領とコロンビア革命軍(FALC)指導者ロドリゴ・ロンドニョ[ティモレオン・ヒメネス]の両者に与えられれば、もっとよかったのに」と、1995年から1998年までコロンビア平和高等弁務官を務めたダニエル・ガルシア・ペーニャが話します。彼は現在、ボゴタの国立大学で政治学の教授を務めています。また、ガルシア・ペーニャは、コロンビア和平交渉への草の根レベルの参加を推進する団体プラネタ・パス(別名ピース・プラネット)の創設者です。

    dailynews date: 
    2016/10/7(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 記者が迷宮入り連続殺人事件を解決 DN!出演で得た有力情報がきっかけ

    今年9月下旬、77歳のフェリクス・ベイルは、最初の妻メリー・ホートン・ベイルを殺害した罪で終身刑の判決を受けました。彼女は1962年にフェリクスと一緒に魚釣りに出かけて死亡しました。メリーが死亡してから11年後、フェリックスの2番目の妻シャロン・ヘンズリーが忽然と姿を消しました。さらに11年後の1984年、フェリックスの3番目の妻アネッテ・クレイバー・ベイルが行方不明になりました。彼女はたった17歳でした。その後、シャロンとアネッテの消息は不明のままです。この3人の女性はみな、最後に目撃されたときにはフェリックス・ベイルと一緒にいましたが、フェリックスはどの事件についても罪にも問われていませんでした。ところが、ミシシッピ州の日刊紙『クラリオン=レッジャー』が複数回にわたるシリーズで死亡者や行方不明者について再調査した結果、事態が変わりました。このシリーズの主力リポーターは受賞経験もある調査報道記者ジェリー・ミッチェルで、デモクラシー・ナウ!にも何度か出演したことがあります。2010年にデモクラシー・ナウ!に出演した後まもなく、彼はこの番組を聞いたメアリ・ローズと名乗る人物から電話をもらいました。彼女は娘のアネッテ・クレイバーの死の真相を探るのに協力を求めていました。1984年に17歳で失踪した、フェリクス・ベイルの妻です。

    dailynews date: 
    2016/10/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ハリケーン・マシューが米国に上陸 テレビ局は気候変動否定の最後の砦か?

    リケーン・マシューがフロリダ州沿岸で猛威を振るい、ジョージア州、サウスカロライナ州へ向かう中、メディアのハリケーン報道では気候変動の役割がほとんど無視されていることについて取り上げます。「もしテレビ局が気候変動と異常気象との関係について沈黙し続けるならば、気候変動否定論の最後の砦の一つになるでしょう」と、気候団体「350.org」の政治部門「350アクション」のメイ・ボーイブ代表に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/7(Fri)
    記事番号: 
    2

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