バーニー・サンダースはトランプを倒せるか? ジャコビン誌のバスカー・サンカラとアトランティック誌のデビッド・フラムが討論

2020/2/4(Tue)
記事番号: 
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アイオワ州の混乱から一夜明け、民主党の選挙戦の焦点は現在ニューハンプシャー州に移っています。ニューハンプシャー州の予備選まで1週間を前にして、同州のほとんどの世論調査ではバーニー・サンダース上院議員が首位に立っています。全米の各所でサンダースの人気が急上昇している一方で、民主党の主流派は、民主社会主義を自称する彼が党の代表候補になる可能性に公然と懸念を示しています。バーニー・サンダースは民主党の企業寄りの派閥からの攻撃に直面していますが、彼の支持者の多くは彼こそが11月にトランプを倒すのに最適な候補者だと言います。サンダースの大統領選での勝算について違う見解を持つ2人のゲストによる討論を放送します。デビッド・フラムはアトランティック誌の常勤ライターで、Trumpocracy: The Corruption of the American Republic(『トランポクラシー:アメリカ共和国の腐敗』)の著者です。フラムは2001年と2002年、ジョージ・W・ブッシュ大統領のスピーチライターを務め、ブッシュの有名な「悪の枢軸」という表現を書くのに一役買ったことで評価を得ました。フラムの最新記事のタイトルは"Bernie Can’t Win"(「バーニーは勝てない」)です。バスカー・サンカラはジャコビン誌の創立編集者兼出版者で、The Socialist Manifesto: The Case for Radical Politics in an Era of Extreme Inequality(『社会主義者のマニフェスト:極端な不平等時代におけるラディカルな政治の有用性』)の著者です。ガーディアン紙に掲載されたサンカラの最新記事のタイトルは”Sanders is leading the pack in Iowa — and that’s good news for Democrats”(「サンダースがアイオワ州で先頭に:そしてそれは民主党とっての良いニュースだ」)です。

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