エリック・プリンスがトランプで再登場 世界中に傭兵軍を売り込む元ブラックウォーターCEO

2019/5/6(Mon)
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米下院情報委員会が民間軍事会社ブラックウォーターの創立者エリック・プリンスの犯罪照会を司法省に送りました。民主党下院議員たちは、プリンスがロシアの銀行員とセーシェル諸島でトランプ就任前に会ったのは偶然の出来事だったと証言した2017年11月の委員会証言は虚偽だとして、プリンスを非難しています。モラー報告書は、会合は就任前のトランプ政権とロシアとの間に裏ルートを確立するのが狙いであり、トランプ・チームが準備した可能性があるとしています。ブラックウォーターの閉鎖後、10年以上にわたって影で活動していたプリンスにスポットライトを当てる最新の動きとなります。調査報道サイト「インターセプト」は最新記事で、アフガニスタンでの戦争の民営化の試みやアラブ首長国連邦(UAE)向けの傭兵軍の組織、世界の指導者とプリンスとの関係を悪化させたプロジェクトの失敗、トランプ政権に助けられたプリンスの復帰など、プリンスの最近の活動について報じています。The Complete Mercenary: How Erik Prince Used the Rise of Trump to Make an Improbable Comeback(『完全な傭兵軍:エリック・プリンスがトランプの台頭を利用して驚きの復帰を果たした方法』)を書いた調査ジャーナリストのマシュー・コールに話を聞きます。

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