ビデオが明らかにした警官の黒人射殺 警官による首絞め死亡事件の撮影者が勾留中なのはなぜか?

2015/4/9(Thu)
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サウスカロライナの警察官が武器を持たないウォルター・スコットを射殺した事件では、事件がビデオに撮影されていたことにより警察官が殺人容疑で訴追されましたが、スタテンアイランドでチョークホールド(首絞め)され死亡したエリック・ガーナー事件を撮影した男性がどうなったかを見ていきます。ガーナー死亡事件では、警官はひとりも起訴されなかったものの、事件を撮影したラムジー・オルタは、曰く地元警察に嫌がらせを受けた後、現在は刑務所に勾留されています。オルタは、スタテンアイランド検視官がガーナーの死を殺人と発表した翌日、同事件とは関係のない銃関連の容疑で最初は逮捕されました。オルタは後に薬物関連の容疑で逮捕、勾留されました。オルタの母、兄弟、妻も全員逮捕されています。彼の支援者らは、ガーナー事件のビデオを公表されたためにニューヨーク市警がオルタの家族を標的にしたと非難しています。ラムジー・オルタのおばリサ・マルカドと、オルタ家の弁護士のウィリアム・アロニンとケン・ペリーに話を聞きます。

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