大型ハリケーン「サンディ」から1年: 復興と再建のコミュニティの取り組みで強まった結束力
2013/10/29(Tue)
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10月29日は、米国史上最大の破壊的な嵐のひとつとなった大型ハリケーン「サンディ」がニューヨーク地域を襲ってから1年に当たります。このハリケーンは2012年10月29日、最大13フィート(約4メートル)という記録的な高潮でニューヨーク市、ニュージャージー沖、ニューイングランド地方を襲い、東海岸で159人が死亡し、65万軒以上の住宅を破壊しました。このハリケーンによる被害総額は8州で700億ドルに上りました。ニューヨーク地域では数百万世帯が停電に見舞われ、一部ではそれが数週間続きました。今日は同地域の復興で重要な役割を果たした二人の女性に話を聞きます。テリ・ベネットは、「反応と再建」(Respond and Rebuild)の創立者で、「サンディ」後にロックアウェイズの低所得住宅の再建を助けた最初の団体のひとつで、無料で「カビ改善プログラム」を提供した団体です。この活動はニューヨーク市の類似プログラムにも影響を与えました。 ジェシカ・ロフは、「サンディ」当時のボランティアたちによって発足した非営利団体「ロックを復興させよう」(Restore the Rock)の設立者で、無料の健康診断と法律相談を運営し、数百人のボランティアたちを訓練・派遣しています。彼女たちはYANA (You Are Never Alone - あなたは決して一人ではない)と呼ばれるロックアウェイズ地区の場所で働く間に知り合った仲間たちです。
