チリ南部では27日の大地震がもたらした徹底的な破壊と増加する死者数に直面する状況が続いているものの、多くの地震学者は、地震による被害がはるかにひどかった可能性もあったと考えています。27日未明にチリを直撃したマグニチュード8.8の地震は、今年の1月12日にハイチを襲ったマグニチュード7の地震の500倍もの強さでした。しかし、推計30万人に上るハイチ地震の死者数と比較するとチリ地震の死者数は非常に少なくとどまっています。死者数の規模に違いが現れた理由の一つとして、地震学者らは、50年前の1960年に発生したマグニチュード9の地震以降にチリが実施した耐震構造に関する建築基準規制があるのではないかと述べています。