クリーブランドの誘拐事件の背景に 「有害な男性像」と ジェンダーがらみの暴力文化

クリーブランドの誘拐被害者アマンダ・ベリー、ジーナ・デヘスース、ミシェル・ナイトは、容疑者であるアリエル・カストロから何年にもわたり肉体的、性的暴力を受けてきたと見られています。ここにきて、カストロが1993年と2005年に元妻のグリミルダ・フィゲロアに暴行を加えたとして告発されたにも関わらず、警察当局はなぜもっと早くきちんとした捜査を行わなかったのかという疑問が生まれています。裁判記録によれば、カストロはフィゲロアの鼻と肋骨を折り、肩を脱臼させ、歯を1本を折り、脳に血栓ができるほど殴りつけたとされています。「女性と行動とメディア」(Women, Action and the Media)代表で、論集、Yes Means Yes: Visions of Female Sexual Power and a World Without Rape(『イエスだけが本当のイエス:女性の性的パワーとレイプ無き世界へのビジョン』)を編集したジャクリン・フリードマンは、今回の事件を「米国に広く浸透しているダイナミクス、すなわち男らしさについての有毒な見解の極端な例」だと言います。「米国文化全体に見られる現象の典型です。男たちは、男らしさとは女性を力で押さえ込みその人間性を奪うことにあるという考えを仕込まれています。」とフリードマンは説明します。クリーブランドのエリック・サンディ記者にも話を聞きます。

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