タワックル・カルマン イエメン人ノーベル平和賞受賞者 世界中の女性活動家に賛辞

2011/12/14(Wed)
記事番号: 
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2011年のノーベル平和賞が先週末、3人の女性に贈られました。リベリアの平和活動家リーマ・ボウイー、リベリア大統領エレン・ジョンソン・サーリーフ、イエメンの平和活動家でジャーナリストのタワックル・カルマンです。マルマンはアラブ人女性として初の受賞で、さらには最年少受賞者でもあります。今週は彼女らの受賞スピーチからハイライト部分をお届けしてきましたが、今日は最後のカルマンの演説です。3人の子供の母親である彼女は、長年の米国の協力者である大統領アリ・アブドラ・サーリハの統治に抗議する政治集会を率いてきました。「多数のアラブ女性が会場にみえています。男性優位主義に支配された社会で自らの権利を勝ち取ろうとしてきた彼女たちの懸命な戦いと探求なしでは私はこの場に立っていなかったでしょう」とカルマンは言います。「この男性優位主義は男性にも女性にもともに多くの不正義をもたらしてきました。それらすべての女性たちに言いたい、歴史と支配体制の苛酷さが不可視の存在にしていた女性たちに、女性と男性とが正しい関係を持てる健康な社会の建設のために身を捧げてきたすべての女性たちに、社会正義も平等な機会もない国でいまも自由への道をよろけながらも歩んでいるすべての女性たちに、私は言いたい。ありがとう。あなたたちなしではこの日は現実のものとはならなかった」

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