デイリーニュース

  • CIA、秘密暗殺プログラムで民間軍事会社ブラックウォーター社を使用

    ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、CIAは2004年に、アルカイダの主要工作員を捜し出し暗殺するという秘密プログラムの一部で、ブラックウォーター社から人員を雇い入れたとされています。CIAはこのプログラムに数百万ドルを費やしましたが、テロリスト容疑者を一人も捕らえることにも殺すこともできなかったとタイムズ紙は報じています。ベストセラー『ブラックウォーター:世界最強の傭兵部隊の台頭』の著者で独立系ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

    ☆ 「みんなの翻訳」のKmasuokaさんのページに全訳があります

    dailynews date: 
    2009/8/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • さまざまに影響を与えたプエルトリコ人運動組織ヤング・ローズ創設から40年

    40年前、ヤング・ローズ(Young Lords)という名の革命的コミュニティオーガナイズ(住民組織化)団体が創設されました。8月23日には40周年記念イベントが予定されています。同団体が呼びかけたのはプエルトルコ人の民族自決、各種機関や土地のコミュニティによる管理であり、全政治犯の解放とベトナムやプエルトリコなどからの米軍の撤退でした。ヤング・ローズはまた、プエルトリコの文化と歴史に対する自信と敬意を多くの人々に広めるのに画期的な役割も果たしました。その遺産は今も感じられます。その軌跡を追ったドキュメンタリー映画Palante, Siempre Palante! The Young Lords(『パランテ、常にパランテ! ザ・ヤング・ローズ』)から一部を放送しましょう。また3人のオリジナルメンバーの話もお伝えします。ルイス・ガルデン・アコスタ、ミッキー・メレンデス、そしてデモクラシー・ナウ!の共同ホスト、フアン・ゴンザレスです。
    dailynews date: 
    2009/8/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「人工芝大衆運動」:石油業界漏出メモが暴いた温暖化対策法案反対のニセ草の根大衆運動

    米国石油協会が石油各社に対し従業員や退職者、取引先などを動員して気候変動対策法案への反対デモをやらせるように依頼していることが、漏出した文書から明らかになりました。グリーンピースUSAの調査責任者カート・デイビーズに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/8/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 1968年「ミライの虐殺」、有罪の元米陸軍中尉が謝罪

    41年前に起きた男性、女性、そして子供を含むベトナムの住民500人以上を米国の軍隊が殺害した「ミライの虐殺」で、虐殺に関与した罪で有罪判決を受けた元陸軍中尉が、公の場で初めて謝罪しました。 ウィリアム・キャリーは同事件で有罪となった唯一の米兵でした。キャリーは22件の訴因で殺人罪で有罪判決を受けましたが、後にレーガン元大統領により減刑を受けました。前週、キャリーは公式の謝罪を初めて行い「あの日ミライで起こった出来事に対して自責の念を感じない日はありません」と語りました。またキャリーは、指示に従って行動していたと付け加えました。
    dailynews date: 
    2009/8/24(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 服役中のネイティブ・アメリカン活動家レナード・ペルティエ、仮釈放認められず

    服役中のネイティブアメリカン活動家、レナード・ペルティエの仮釈放の申し出が再び認められませんでした。米仮釈放委員会は21日、64歳になるペルティエに対し、釈放は「犯した罪の深刻さを軽んじてしまい、法の軽視を促進してしまう」ことになると声明を発表しました。今回、過去15年間で初めて仮釈放の審理が行われました。次回の仮釈放申請には、レナードが79歳になる2024年の7月まで待つ必要があります。番組ではレナードの弁護士、エリック・ザイツに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/8/24(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 米移民判事、ユーセフ・メガヘドを釈放 国外追放求める当局の訴え退ける

    米フロリダ州移民判事は21日、ユーセフ・メガヘドの国外追放を求めた政府当局の訴えを退け、4ヶ月間過ごした南フロリダの拘置施設から同氏を釈放しました。ユーセフは4月、連邦爆発物取締法違反の容疑に関して陪審員評決で無罪の決定を受けた3日後に、タンパにあるウォールマートの店頭で連邦移民局の捜査官に再逮捕されました。番組では、釈放後初の長時間インタビュー放送となるユーセフ本人と、ユーセフの弁護士のチャールズ・クックに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/8/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • CIA拘束施設で「模擬処刑」 監察官が報告書 ニューズウィーク誌

    米国司法省は24日、2004年にCIA監察官が作成し、その後長らく非公開にされてきた、拘束施設での虐待についての詳細をまとめた報告書を公開すると発表しました。報告書によると、CIAの取調官は、拘束されている人びとに対して模擬処刑を行っていました。さらに同報告書には、被拘束者の1人が、 CIAの尋問中に拳銃や電動のパワードリルで脅迫されていた様子についても詳述されています。ニューズウィーク誌は21日に同紙ウェブサイトで、この報告書の詳細を米国で初めて取り上げました。ニューズウィークのマイケル・イシコフ記者に話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/8/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 環境保護庁が飲料水に混入の除草剤について市民に公表せず、ハフィントン・ポストの調査で発覚

    政治ブログポータル、ハフィントン・ポストの調査によると、米国で最も広く使用されている除草剤の一つが全米4州で連邦安全限度を超えているにも関わらず、環境保護庁はその危険性について住民に知らせなかったということです。ハフィントン・ポストは、環境保護庁が住民がアトラジンという高濃度の除草剤が入った水を飲んでいるデータを集計しながらも、そのデータを公表しなかったことを明らかにしました。
    dailynews date: 
    2009/8/25(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「1つの国家と2つの経済」:オバマがバーナンキを再指名 経済“回復”で得をするのは誰なのかを検証

    オバマ大統領は8月25日、金融危機と景気後退への対策を評価し、連邦準備理事会のベン・バーナンキ議長の再指名を発表する予定です。8月17日の週、バーナンキは、「近い時期に経済が成長軌道に戻る見通しは明るい」というかつてない肯定的な評価を下しました。詳細な数字分析で、さらに深まりを見せる長期的格差を明らかにした経済学者のマックス・フラード・ウルフから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/8/25(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「テロリストの温床」神話:アフガン戦争拡大を正当化するオバマにハーバード大教授スティーブン・ウォルトが意見

    パキスタン・アフガニスタン問題を担当するリチャード・ホルブルック特別米政府代表に対し、米軍司令官らはアフガニスタンでタリバンと戦うための部隊の増加を要請したと報じられています。8月17日、オバマ大統領はアフガン戦争を「不可欠な戦争」と言い、戦争拡大を擁護しました。ハーバード大学のスティーブン・ウォルト教授から話を聞きます。ウォルトは、大統領がアフガニスタンでの米軍増派の根拠としている、「テロリストの温床」論は懐疑的に見られるべきだと主張しています。
    dailynews date: 
    2009/8/25(Tue)
    記事番号: 
    3

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