ドナルド・トランプが難民およびムスリムが多数を占める7カ国の国籍を持つ人々の米国入国禁止措置をとったことに対し、弁護士と活動家が異議申し立てをつづけていますが、歴史への検証からこの政策が導く未来を示した新たな記事が発表されました。この記事の中で最も興味深いのは、トランプ政権の上級スタッフの家族に関した話です。”Nobody Wanted to Take Us In: The Story of Jared Kushner’s Family, and Mine")(「誰も私たちを入国させてくれなかった――ジャレッド・クシュナーの家族と私の家族の話」)で、ネイション誌の上級記者リジー・ラトナーは自身の家族と、ドナルド・トランプの娘イヴァンカの夫で同政権で上級アドバイザーを務めるジャレッド・クシュナーの家族の歴史を調べています。ラトナー記者とクシュナーの祖父母はどちらも、ドイツによる占領が進行し、米国も移民受け入れを停止しはじめた時代に、ポーランドから米国へ移民したユダヤ人でした。ラトナー記者に話を聞くとともに、クシュナーの祖母レイ・クシュナーのビデオを放送します。