デイリーニュース

  • テキサス州銃乱射事件 ドレクセル大学教授 「何が白人男性をこうした行動に走らせるのか」

    テキサス州サザーランドスプリングスで5日に起こった銃乱射事件は、同州史上最悪の銃乱射事件の1つとなりました。ラスベガスではわずか1カ月前、やはり白人男性のスティーブン・パドックがコンサート客らに発砲する事件を起こし、自分を含む59人が死亡しています。銃乱射事件の大半は白人男性が起こしています。人種と白人至上主義、銃乱射事件のつながりについて、ドレクセル大学の政治学教授でDecolonizing Dialectics(『脱植民地化の弁証法』)著者のジョージ・チカリェッリョ=マーに話を聞きます。チカリェッリョ=マーは、米国の銃乱射事件はなぜいつも白人男性によって起こされるのかとの問いを発したことが原因で、大学構内への立ち入り禁止処分を受けました。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • テキサス銃乱射で26人死亡 「過激」な銃ロビーと不十分な身元調査をテキサス人らが批判

    テキサス州サザーランドスプリングスで5日に起きた銃乱射事件のデビン・パトリック・ケリー容疑者は、防弾チョッキとルガー社製の攻撃用ライフル「AR-556」を身に着けてファーストバプテスト教会に侵入、少なくとも26人を射殺し、20人以上が負傷しました。被害者の中には妊娠中の女性や14歳になる牧師の娘、5歳の子どもを最年少に複数の児童が含まれています。ケリーは妻子を襲って軍法会議にかけられ、刑に服した経歴があるにもかかわらず、2016年4月にサンアントニオのアカデミー・スポーツ&アウトドアズ店でルガー社製ライフル「AR-556」を購入しています。ケリーは身元確認の用紙に銃器購入の資格を失効させる犯罪歴はないと記入していました。銃規制と身元確認の実態について、「テキサス・ガン・センス」の副代表で広報担当のエド・スクラグスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • テキサス州教会銃乱射事件 容疑者はDVで空軍から除隊され収監されていた

    テキサス州サンアントニオ東部の小さな町サザーランドスプリングスのファーストバプテスト教会で5日、26人が殺害され、20人以上が負傷した銃乱射事件が起きました。容疑者はテキサス州ニューブローンフェルズに住む26歳の白人男性デビン・パトリック・ケリーと特定されました。ケリーは2010年に米空軍に入隊した経歴があります。しかし2012年には、妻子を襲ったことで軍法会議にかけられ、1年間収監された後、2014年に「不行跡」処分となり除隊しました。「不行跡除隊」は、「不名誉除隊」とは違い、ケリーが依然として銃器を合法的に購入できたことを意味します。「あらゆる街に銃規制を」( Everytown for Gun Safety)の調査責任者のサラ・トフティに詳しく聞きます。トフティのチームは、家庭内暴力と銃乱射事件との関係について新しい報告書を発表したばかりです。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ギリシャ経済学者ヤヌス・バルファキスが語る 欧州でのナチ復活とISISがドナルド・トランプを「大好き」な訳

    元ギリシャ財務大臣ヤヌス・バルファキスに、ギリシャに於ける極右政党「黄金の夜明け」の台頭について、また彼らの掲げる政策が欧州政界の本流にいかに浸透してきたかについて聞きます。そうした政策のなかには、トランプ大統領が提案する反移民政策に類似したものも含まれています。バルファキスは、ニューヨークの襲撃事件後にトランプが移民取り締まり強化を誓ったことは更なる襲撃を招くだけだと語り、「だからISISはトランプが大好きだ」と指摘します。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ヤヌス・バルファキスが語る グローバル資本主義とトランプの税制計画は貧困層を叩く階級闘争

    トランプ大統領と下院共和党は長年約束してきた国税法の改革案を公表しました。トランプ大統領はこれを「国民への、でっかい素敵なクリスマスプレゼント」と呼びます。批評家は、このプレゼントは最富裕層のための減税だと言います。元ギリシャ財務大臣で経済学者のヤヌス・バルファキスと共にこの法案を見ていきます。「これは、最も貧しく、弱く、権利を奪われた者に対して仕掛けた徹底的な階級闘争です。まさにこの階層の人々に、ドナルド・トランプは支持を呼びかけ、当選したのに」と彼は話ます。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 経済学者ヤヌス・バルファキス:プエルトリコ人は「永遠の債務地獄」から逃れてよいはずだ

    ホワイトハウスはようやく、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の災害支援を弾力的に運用して、大きな被害を受けたプエルトリコの送電網やその他のインフラの再建を支援することに同意しました。元ギリシャ財務大臣で経済学者のヤヌス・バルファキスに、プエルトリコの債務危機の歴史と、ハリケーン「マリア」からの復興に際し何をなすべきかを聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • プエルトリコ山岳地 ハリケーン「マリア」により貧困と緊縮政策の断層が露呈

    ハリケーン「マリア」がプエルトリコに大きな被害をもたらして6週間が経った今でも何百万人もの住人は安全な飲み水や電気がない状態で生活をしています。このハリケーンでプエルトリコの水道システムが受けた大きな被害により汚染された水に触れる人の数がどんどん拡大し、公衆衛生上の危機を引き起こす恐れがあると、保健衛生の専門家が指摘しています。週末にかけて、デモクラシー・ナウ!はプエルトリコに滞在して取材しました。3時間かけてプエルトリコ島の奥地の山岳地帯に足を運び、緊縮政策がどのようにハリケーン「マリア」による危機を悪化させているかを調査しました。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 9.11テロ後にCIAの「特例拘束引き渡し」プログラムに協力したウズベキスタン 国内では反体制派を生きたまま釜茹でに

    少なくとも8人が犠牲になったニューヨークの車突入テロ事件の容疑者サイフロ・サイポフは、ウズベキスタン出身の移民です。この事件でウズベキスタンに注目が集まり、一部のマスコミは同国がイスラム主義のテロリストの温床だと主張しています。ウズベキスタンのタシュケントから、ヒューマンライツ・ウォッチの中央アジア研究者スティーブ・スワードロウに話を聞きます。また、コロンビア大学ハリマン・インスティテュートの博士課程修了後の研究生エドワード・レモンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/2(Thu)
    記事番号: 
    5
  • NY市警は宗教は関係なかったと発表 それでもトランプとマスコミはイスラム教に焦点を定める

    今回ニューヨーク市で発生したような「テロリスト攻撃」後に、イスラム教や「神は偉大なリ」というフレーズをマスコミがどう取り上げるかについて、「ムスリム擁護者」(Muslim Advocates)のファルハナ・ケラ事務局長に話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/2(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 移民をスケープゴートにするトランプ テロ容疑者が2010年にビザを取得した「移民多様化ビザ抽選プログラム」の廃止を求める

    8人が犠牲になったニューヨーク市での車突入テロ事件の容疑者のサイフロ・サイポフは、2010年に移民多様化ビザ抽選プログラムでウズベキスタンより移民として米国に入国しました。事件後、トランプ大統領は移民受け入れへの強硬姿勢を強め、議会にこのプログラムの廃止を求めました。「米国-アラブ反差別委員会」(American-Arab Anti-Discrimination Committee)の専従弁護士を務めるヨランダ・ロンドンは、ビザ・プログラムに責任を押しつけるのは「弱者をスケープゴートにする行為であり、現政権下では必ず移民がその標的となる」と語ります。

    dailynews date: 
    2017/11/2(Thu)
    記事番号: 
    3

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