デイリーニュース

  • 解放の米女性ハイカー:14ヶ月のイラン拘置所生活を振り返り、友人2人の解放をイランに求める

    2009年7月、サラ・ショウルドと彼女の現婚約者シェーン・バウアー、彼らの友人ジョシュア・ファタルは、ハイキング中にイラン・イラク国境付近で逮捕され、その後イランで拘束、拘置されました。2010年9月の始めに、ショウルドは50万ドルの保釈金で“人道上の理由”から解放されました。サラ・ショウルドから、独房での生活、彼女の政治的活動、彼らが拘束された理由、バウアーとの婚約、そして彼女が米国によるイラン攻撃に反対する理由を聞きます。ショウルドは言います。「みなさんにはとても感謝しています。みなさんにお願いしたいのは、私の解放で一息ついてペースを落としたり、ただ待ったりしないでくださいということです。そうすれば、シェーンとジョシュが解放されたときに、みんなで一緒に祝うことができると思います」。
    dailynews date: 
    2010/9/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イザベル・ウィルカーソンの新著 黒人たちの米南部からの大移動を追う壮大な物語

    米国史において非常に重要ながらほとんど見逃されている出来事に目を向けてみます。米南部からのアフリカ系アメリカ人の数百万人に及ぶ大移動についてです。この「大移動(the Great Migration)」時代は1910年代から始まり70年代まで続きました。受賞歴を持つジャーナリストで大学教授のイザベル・ウィルカーソンはこの10年、数百万人のアフリカ系住民がなぜこれほどまでに大きな規模で南部の町や農園を離れようと決意したのかを調べあげ、The Warmth of Other Suns: The Epic Story of America’s Great Migration(『他の太陽の暖かさ:アメリカにおける壮大な大移動の物語』)という本に記しました。

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    dailynews date: 
    2010/9/29(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 地滑りがメキシコ先住民の町の多くの家屋を埋めた しかし大量の犠牲者は回避?

    メキシコ南部のオアハカ州にある先住民の町が28日早朝、長雨をきっかけとする地滑りによって泥と石に埋まりました。遠隔の貧困の町サンタ・マリア・トラフイトルテペックへのアクセスは道や橋が雨に流されたり地滑りで塞がれたために制限されています。当初の推定では数百人が死亡し1000人近くが埋もれた家屋に閉じ込められているとされましたが、メキシコ当局によれば、現在のところ確認された行方不明者はわずか11人だと言う事です。オアハカから映画監督のデビッド・ライカーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/9/29(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アフガン民間人を標的とする「殺人チーム」疑惑の米兵 最初の1人が戦争犯罪で軍事法廷に

    米陸軍特技兵ジェレミー・モーロックはアフガニスタンで秘密の「殺人チーム」を構成していた12人の1人として最初に訴追された人物です。彼らは丸腰の民間人を無差別に殺害し、その戦利品として指など遺体の一部を切り取って集めていたとして告発されています。他にもハッシッシを使用したり、遺体を解体して写真を撮ったり、頭蓋骨や足の骨などを所持していたとして非難されています。陸軍は殺害したアフガン民間人の遺体とともにポーズをとっているとされるモーロックや他の兵士たちの写真数十枚の公表を回避しようとしています。
    dailynews date: 
    2010/9/29(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 2010年は保守派女性の年?共和党が売り込む女性候補者たち

    シャロン・アングル、クリスティン・オドネル、カーリー・フィオリナ、メグ・ホィットマン、リンダ・マクマホン。2010年は保守系女性のあたり年なのでしょうか?中間選挙まで5週間を切りました。予備選で敗退したものの当選すれば米国で黒人女性初の共和党下院議員となっていたプリンセラ・スミスと、ネイション誌編集主幹ベッツィー・リードの二人に選挙について語ってもらいます。
    dailynews date: 
    2010/9/30(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ヘンリー・レッド・クラウドか語る先住民の反核運動、ウラン掘削、居留地と不況

    「核のない未来」賞の授賞式が30日、ニューヨークの由緒あるクーパーユニオン大学で行なわれます。同賞は核兵器反対活動に与えられるものとしては世界で最も重要な賞とされています。2010年の受賞者の1人に選ばれたヘンリー・レッド・クラウドに話を聞きます。同氏はオグララ・ラコタ族のレッド・クラウド酋長の4代後の子孫にあたり、彼が設立したラコタ・ソーラー・エンタープライズ社は、米国初のアメリカ先住民がオーナー経営する再生可能エネルギー企業の1つとなっています。
    dailynews date: 
    2010/9/30(Thu)
    記事番号: 
    2
  • アン・ジョーンズが語る新著『終結しても終わらない戦争』

    アン・ジョーンズは過去9年間の多くを、ジャーナリスト、写真家、人道支援活動家としてアフガニスタンで過ごしました。ジョーンズは戦争がアフガニスタンの女性に与えてきた影響に注目してきました。新著はWar Is Not Over When It’s Over: Women and the Unseen Consequences of Conflict(『終結しても終わらない戦争―紛争の見えない結果と女性』)です。

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    dailynews date: 
    2010/9/30(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ウェンデル・ポッターが語る新著『致命的な回転:内部からの告発 保険会社広報が保険制度を潰して米市民を欺く方法』

    中間選挙結果に勢いづいて、共和党議員たちは、オバマ大統領が2010年初めに署名した民主党の画期的な医療保険制度改革法案を撤回または廃止すると明言しています。医療保険業界内部から告発者に転身した人物は、共和党は法案を完全に撤回する代わりに、消費者を守ることを目的とした同法案を形骸化することで最終的に妥協するだろうと言います。なぜなら、保険業界は保険制度改革の恩恵を被っている受益者のひとつであると同時に、共和党の選挙運動の主要な資金提供者であるからです。ウェンデル・ポッターは当然こうした事情に精通しています。彼は米国の二大保険会社ヒューマナとシグナで20年間広報担当として働いていたのですから。ポッターは2009年6月に仕事を辞め、利益優先主義が保険業界の無節操なやり方に拍車をかけていると議会で証言し、全米中で大きく報道されました。ウェンデイ・ポッターに、彼の新著Deadly Spin: An Insurance Company Insider Speaks Out on How Corporate PR is Killing Health Care and Deceiving Americans(『致命的な回転:内部からの告発 保険会社広報が保険制度を潰して米市民を欺く方法』について話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 米平和活動家西岸抗議行動で負傷後初インタビュー 拘束中のハイカー二人の解放をイランに要求

    米国の平和活動家トリスタン・アンダーソンは2009年、イスラエル兵が高速催涙ガス弾を彼の頭部に直接向けて発砲したことで重傷を負いました。負傷後初の彼のインタビューをお届けします。当時アンダーソンは、ヨルダン川西岸にあるイスラエルの分離壁に対して毎週行われていた非暴力の抗議活動に参加していました。彼は11月14日、彼の友人でイランに未だ拘束されている米国人ハイカー、シェーン・バウアーとジョシュア・ファタルの解放を求める旗を掲げる手伝いをしました。アンダーソンと、解放された米国人ハイカー、サラ・ショウルドの二人から話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/11/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ブラジル初の女性大統領にジルマ・ルセフ氏

    ブラジル初の女性大統領選出は、ブラジルにとって新たな画期的出来事となりました。10月31日、ジルマ・ルセフが決選投票の末、得票率55%で対立候補のホセ・セラを破りました。退任するブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバの後継者に選ばれたルセフは、これまでの5年間を同大統領の官房長官として務めてきました。また1960年代から70年代にかけてブラジル軍事独裁に反対する武装闘争に参加し、3年近く投獄され、拷問を受けました。ルセフが掲げた公約は、ブラジル国民2千万人に影響する慢性的貧困の撲滅です。ポルトアレグレ郊外在住の独立ジャーナリストでドキュメンタリー映画製作者のマイケル・フォックスと話します。「彼女は戦士だ」とフォックスは言いました。
    dailynews date: 
    2010/11/1(Mon)
    記事番号: 
    4

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