受賞歴のあるドキュメンタリー映画作家ユージーン・ジャレッキーは、トランプ時代の米国を理解するためには、光と闇が交錯するエルビス・プレスリーの生涯を振り返るだけでよいと語ります。ジャレッキーの新作ドキュメンタリー”The King”(『ザ・キング』)が今週、ニューヨーク市で公開されます。ジャレッキーはこの作品で、プレスリーの愛車1963年型ロールスロイスで全米を旅し、トランプ時代の米国に何が起こったのかを理解しようとします。「アメリカン・ドリームは、白人男性だけのものでした」とジャレッキーは語ります。「現在の状況は、この国が民主主義より権力と金を優先した結果です。私たちは資本主義によってハイジャックされてきたのです」。エルヴィス、文化の盗用、公民権運動、この国の物語について、ジャレッキーと議論します。