トムス・リバー: 小さな町が発がん性毒物を投棄する巨大企業に挑んだ話

2014/4/23(Wed)
記事番号: 
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環境ジャーナリストのダン・フェイガンを招き、一般ノンフィクション部門でピューリッツァー賞を受賞したばかりの著書、Toms River: A Story of Science and Salvation (『トムス・リバー:科学と救済の物語』)について話を聞きます。この著書でフェイガンは、ニュージャージー州の小さい町が産業公害と桁外れの小児癌発症率にどうやって挑んで行ったかを書いています。彼らは訴訟を起こし、最終的には米国歴史上最も高額な一つとなった和解金を勝ち取りました。フェイガンは地域、州、連邦の政府機関が収集した環境や産業データを調査・分析しなかったことを指摘します「我々はあるパターンがあることを追求せず、分析もしません。それがこのすさまじい惨事を生んだのです」。そして「この国では、公衆衛生の監視がしっかり出来ていないため、多くの人々が亡くなっているのです」と言います。

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