【21/01/13/1】連邦下院で13日、トランプ大統領の弾劾をめぐる採決が行われますが、FBIは、1月6日の演説でトランプ大統領がけしかけたような暴動が再発する可能性があると警告し、トランプ支持派がジョー・バイデンの大統領就任式に先駆けて、全米で武装した抗議行動を行う計画をすすめているとして、警戒しています。ファシズム研究を専門とする歴史家のティモシー・スナイダーに話を聞きます。スナイダーは、トランプ大統領が過激主義をあおり、民主主義の制度を弱体化させてきた行動を考えれば、米国議会議事堂での暴動は「十分かつ完全に予測可能」だったと述べています。「米国の共和制度は危機にひんしています。米国大統領が暴力を使ってまで、権力の座に居座ろうとし、つまりは米国の立憲制度を力で覆そうとしたのですから」と、スナイダーは指摘します。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています