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2021年1月12日(火)

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  • 民主党議員たちは、5人の死者を出した1月6日の米連邦議会議事堂での暴力的な反乱を受け、大統領弾劾を推し進めています。トランプ大統領に対する単一の弾劾条項は、トランプによる反乱の扇動を糾弾し、2020年選挙の結果承認を妨害し内容を覆そうとしたと非難しています。一方当局は、50州の州議会議事堂および連邦議会議事堂で武装極右による抗議デモが計画されている可能性があるとして、1月20日のジョー・バイデンの大統領就任式前後にさらなる右派の暴力が起きることを警告しています。著名な社会学者、研究者、環境保護主義者で活動家のウォールデン・ベロに話を聞きます。彼は最新のコラムで、米国が、街頭での暴力が遍在化し民主的な選挙の正当性が徐々に認められなくなる「ワイマール時代」に入ったと述べています。「議会議事堂での事件は特別なことではありません。右翼集団は選挙で負け始めると、その進行を止めるために街頭に繰り出して暴力に訴えるのです」と、ベロは言います。

  • 連邦判事は、連邦政府によって67年ぶりに死刑執行される女性になるはずだったリサ・モンゴメリーの執行停止を認めましたが、トランプ政権はこの決定に異議を申し立てています。ほかにも2人の男性が今週死ぬ予定になっています。トランプ政権が連邦政府による死刑執行を再開した2020年7月以来、米国政府は10人の死刑を執行しました。これは、1896年以降のどの大統領よりも多い数です。「トランプ政権がこの3件の死刑執行を遂行するための時間が無くなりかけています。彼らはそれをわかっています。ですから彼らは、死刑執行が1月20日以降ではなく、今週行われることに非常にこだわっているのです」と、調査報道ニュースサイト「プロプブリカ」(ProPublica)の記者アイザック・アーンズドーフは言います。カトリックの修道女で、世界の死刑反対論者を先導する1人であるヘレン・プレジャンにも話を聞きます。彼女は、トランプが任期の後半になって大量殺人を始めたのは、単に「自分にそれをする権力がある」からだと言います。「死刑は完全に廃止される必要があります。そして個人の手からその権力を奪わなければなりません」と、彼女は言います。

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