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2020年12月3日(木)

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  • 【20/12/3/1】CNNの報道で、10月にナイジェリアの首都ラゴスで、抗議活動をするデモ隊が殺害された事件における軍の役割が明らかになりました。これはデモが行われた主要道路であるレキ料金徴収所に集まったデモ隊に兵士が発砲した事件です。この虐殺で、少なくとも12人が殺害されました。軍は当初これを否定しましたが、ナイジェリアの悪名高き警察隊「対強盗特殊部隊」(SARS)に対する抗議デモを数週間に渡り抑圧しました。CNNのシニア国際特派員ニーマ・エルバギアはこの大虐殺が抗議運動に「萎縮効果をもたらし」、多くのナイジェリア人が激怒していると言います。「(行方不明になった)家族を探す人々が、ナイジェリア政府がこの痛ましい大事件との関係を否定するのを聞いて非常に傷ついたという話を繰り返し耳にしました」とエルバギアは言います。

  • 【20/12/3/2】国連はエチオピア政府と合意に達し、北部ティグレ州への人道的アクセス権を確保、援助をはじめることになりました。エチオピアのアビィ・アハメド首相は11月、ディグレ州の軍に対する軍事行動を開始し、血生臭い紛争を引き起こしました。この軍事行動で、すでに憂慮すべき数の人々が家を失い、国内および近隣諸国で難民となっていた状況がさらに悪化しています。エチオピアはティグレ州都を掌握した後、勝利を宣言しましたが、ティグレ人民解放戦線(Tigray People’s Liberation Front)は、戦いは続いていると主張しています。CNNのシニア国際特派員ニーマ・エルバギアは、エチオピアで起こっているのは「権力をめぐる争いであり、それが一種の民族浄化に発展する可能性もあり」ティグレ民族の人々が「身分証明書に記載されている民族を理由に標的にされている」といいます。

  • 【20/12/3/3】インドではCOVID-19が猛威を振るい、報告された感染者数は世界第2位となっていますが、数十万人の農民が首都ニューデリーに集まり、農業市場の規制を撤廃する新しい法律を撤回するよう政府に求めています。この法律は大企業に作物の価格を現在よりも大幅に低く設定する権限を与えるため、農家の生活は破壊されると主張しています。農業はインドの人口13億人の半数以上の人々の主な収入源です。今回の農民の反乱は、インドの労働者約2億5000万人がモディ政権の新自由主義的な労働改革に反対する史上最大のストライキと同時に行われました。インドのベテラン・ジャーナリストで「インド農村部の市民のためのアーカイブ」(People’s Archive of Rural India/PARI)を創設したP・サイナスに話を聞きます。サイナスは労働者階級のインド人は、議会で強行採決された「全くの悪法」に反対して立ち上がり、この抗議活動が終わる気配はないと言います。

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