米国で新型コロナウイルスの死者数が3100を超えるなか、各州が人工呼吸器と医療器具を必要としています。ミシガン州は新たに拡大しているホットスポットとして感染者の急増への備えに苦戦していますが、トランプ大統領はミシガン州知事を「あの女」と呼び攻撃を繰り返しています。元デトロイト市保険局長のアブドゥル・エル=サイードに話を聞きます。医師であり、疫学者でもあるエル=サイードの新しい本、Healing Politics: A Doctor’s Journey into the Heart of Our Political Epidemic(『政治を治療する:病んだ政治のまん延に取り組む医師』)が3月31日に発売されます。最近ガーディアン紙に掲載された彼の論説のタイトルは"Coronavirus is exploiting an underlying condition: our epidemic of insecurity"(「新型コロナウイルスは不安のまん延という基礎疾患につけこむ」)です。
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