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2020年8月11日(火)

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  • 200人が死亡し数千人が負傷したベイルート港での壊滅的な爆発に続く数日間の抗議を受け、レバノン内閣が総辞職しました。この港での爆発は、6年以上倉庫に放置されていた2700トンの爆発性の高い硝酸アンモニウムが原因で、レバノンがすでに政治、経済、公衆衛生の危機に直面していたときに起こりました。歴史家で「レバノン政策研究センター」(Lebanese Center for Policy Studies)の研究員で、バード大学の人権と芸術の修士プログラムの共同代表でもあるジアド・アブ=リシュに話を聞きます。彼は、一般市民の怒りが政府を倒したにも関わらず、構造的変化を実現するのはさらに難しいだろうと言います。「内閣の崩壊と、早期の議会選挙開催は、必ずしもレバノンで根本的な変革が進んでいる兆候ではないのです」と、アブ=リシュは言います。「少なくとも今のところ、いつもの政治と変わりません。」

  • 恐ろしいことに世界の新型コロナウイルスの感染者数は2000万人の指標を越えましたが、このパンデミックがいかに世界最強の国をおとしめ、屈辱をあたえているかを検証します。確認されている世界の感染者数と死者数の4分の1以上を米国が占めている一方で、米国の人口は世界人口の5%に足りません。3月以来パンデミックを幅広く取材しているアトランティック誌のエド・ヤングは、すでにあった米国の社会的安全網の穴とトランプ政権の「絶望的に無能な対応」が致命的な組み合わになったと言います。

  • カリフォルニア州の悪名高きサン・クエンティン州刑務所で、米国最悪の新型コロナウイルスの大流行が起きています。少なくとも2200人の囚人が感染、25人が死亡しました。260人以上の職員も感染しています。サン・クエンティンに収監されている2人の人物から、内部の状況と、より良い安全対策を求める囚人たちの運動に反対して当局が取った制裁措置について聞きます。「サン・クエンティンの大流行を止めよう同盟」(Stop San Quentin Outbreak Coalition)のメンバーであるジェームス・キングからも話を聞きます。「サン・クエンティンの状況は恐ろしいものです」と、2013年から2019年12月までサン・クエンティンに収監されていたキングは言います。「非常に狭い場所で、物理的な距離を取ることもできないまま人々はお互いに密接して生活しています。」

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