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2020年8月3日(月)

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  • トランプ大統領が11月の大統領選挙の延期を提案したことについて、「トランジション・インテグリティー・プロジェクト」(Transition Integrity Project)共同創設者で歴史家のニルズ・ギルマンに聞きます。このプロジェクトでは、超党派の専門家たちが集まり、大統領選挙の結果がもめたときのシミュレーションをおこないました。「バイデンが圧勝した場合を除いて、すべてのシミュレーションで、選挙結果をめぐる争いの激化、街頭デモ、ソーシャルメディアではとんでもない話が広がるといった混乱が、大統領就任式まで続くという結果になりました」とギルマンは言います。

  • 大統領選挙に向けた世論調査で低迷を続けるトランプ大統領は先日、大統領に選挙を延期する法的権限がないにもかかわらず、選挙の延期をツィッターで提案し、その後も郵便投票を批判し続けています。「黒人の投票も大切(Black Voters Matter)基金」と「BVM能力開発研究所」(BVM Capacity Building Institute)の共同創設者ラ・トーシャ・ブラウンは、「米国史上、最もファシストに近い大統領が今の大統領です」と言います。「トランプは、必要とあれば見境なく枠を踏み外し、民主主義を骨抜きにし、その意義を下げることに躊躇がありません」。

  • デモクラシー・ナウでは7月16日、カサブランカにいる受賞歴のあるジャーナリストで人権活動家オマール・ラディを取材しました。その2週間後の7月29日、モロッコ当局はラディを逮捕しました。報道の自由を求める人々は「報復目的の訴追」と呼んでいます。ラディは現在、外国資金の受け取りおよび外国諜報機関との協力によって国家の安全保障を損ねた罪、さらにレイプの容疑でも裁判にかけられています。新型コロナウイルスのホットスポットである刑務所に収容され、弁護士や両親との接見も許されていないと報じられています。取材で焦点となったのは、モロッコ当局がイスラエル企業NSO製スパイウェア「ペガサス」を使ってラディの電話をハッキングしたとするアムネスティー・インターナショナルの報告でした。この報告は逮捕の1カ月前に発表されたものです。

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