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2020年7月13日(月)

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  • 世界各国や米国では新型コロナウイルスの1日あたりの感染者数が過去最多を記録するなか、トランプ大統領とベッツィー・デボス教育長官は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインを守るための計画もないまま、秋に学校を再開する強硬な構えを続けています。これについて救急医であるリーナ・ウェンは、「学校は安全に再開する必要があります。近道を通ろうとすると何が起こるか、私たちは既に経験しています」と述べます。一方、ホワイトハウスが米国を代表する感染症専門家アンソニー・ファウチ医師への攻撃を続けていることについてウェン医師は、「現時点でも感染がピークにすら達していないのではないかと危惧しています」と述べています。

  • インディアナ州ブルーミントン市から、同州モンロー郡の人権委員を務めるアフリカ系アメリカ人バークス・ブッカーに聞きます。ブッカーは7月4日の週末、白人の男性グループによって木に繋がれ、リンチで命を失う寸前のところで助けられたと言います。彼は事件を振り返り「米国史上、ジョージ・フロイドや多くの黒人が目の前で自分の処刑を聞かされてきたことに気づかねばなりません。私は、男たちにのしかかられて、『息ができない』と叫びたくても言葉が出ませんでした」と言います。警察は来ましたが誰も逮捕されませんでした。「男たちは私の住む地域を自由に歩いています」とブッカーは言います。FBIは、憎悪犯罪の可能性があるとしてこの衝突について捜査しており、ブルーミントン市長は事件を非難する声明を出しました。ブッカーはこれにとどまらず、インディアナ州南部地区連邦裁判所に対してこの事件を審議する大陪審の召集を要求するとしています。「現行の州の司法制度で裁判が可能かどうか私にはわかりません。それで連邦政府の介入を求めました」と彼は付け加えています。

  • 2カ月前に起きたミネソタ州警察によるジョージ・フロイド殺害事件は、国際的な抗議運動の火付け役となりました。その一方で、警察の暴力が、障害者とくに黒人の障害者に与える破滅的影響はあまり報道されません。米国の法執行機関に殺された人々の最大約半数に障害があったとする研究もあります。「障害者は常に警察に攻撃されてきました」と言うのは、黒人の障害者で活動家のリロイ・ムーアです。「私たち障害者や貧しい人々は、私たちなりの答えを持っています。警察を捨てる、これが私たちの答えです」。ムーアは、POORマガジンの共同創設者、「クリップホップ・ネイション」(Krip-Hop Nation)の創設者でもあります。POORマガジンの共同創設者のひとり、リサ・”タイニー“・グレイ・ガルシアにも新型コロナウイルスのパンデミック中に直面する困難について聞きます。

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