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2020年2月19日(水)

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  • 米国大統領選で党公認候補指名を競う予備選の3戦目が、22日にネバダ州で開催されます。この州で候補者が最も手に入れたいものの1つは、ラスベガスとリノのレストランおよびサービス業界の労働者約6万人を代表する調理士労働組合(Culinary Workers Union)からの推薦です。組合員の54%はラティーネクス(Latinx中南米にルーツをもち、北米で暮らす人)です。しかし先週、同組合は特定候補者の推薦はしないと決めました。ネバダ州は「労働権」の州であり、調理士労働組合は医療保険の提供でメンバーを惹きつけています。組合は、医療保険の「選択」を支持すると述べています。サービス従業員の動員は、ネバダ州の党員集会での勝利獲得のために、非常に重要ともいえます。政治言論雑誌「イン・ディーズ・タイムズ(In These Times)」の労働問題記者ハミルトン・ノーランと、16年間ネバダ州の調理士労働組合ローカル226のメンバーであり、活動家、ウェイトレス、シングルマザーでもあるマーシー・ウェルズに話を聞きます。インターネット・サイトCommonDreams.orgに掲載された彼女のエッセイは、“I Have 'Some of the Best' Health Insurance a Union Member Can Get, But I Would Trade It Today for Medicare for All.”(「私は組合員が手にすることができる『最高の部類の』健康保険を持っています。でも、それを今日、国民皆保険制度(Medicare for All)と交換してもかまわない」)というタイトルです。

  • ネバダ州の調理士労働組合ローカル226のメンバーで、活動家のウェイトレス、マーシー・ウェルズと、「イン・ディーズ・タイムズ(In These Times)」の労働問題記者であるハミルトン・ノーランとの会話を続けます。ノーランが言うには、民主党の候補者たちが強力な労働者保護をうたう公約を発表しており、2020年は「組織労働者にとって、長年来で最も有望な選挙年」です。しかし、マイケル・ブルームバーグの選挙戦への参加は、民主党の労働者支持への転換をくつがえす恐れがあります。億万長者である元ニューヨーク市長は、労働組合、特に教員組合に対する敵意の長い実績をもち、教員組合を全米ライフル協会になぞらえたこともあります。ブルームバーグについて「彼は労働組合の良い友人ではない」とノーランは言います。

  • 民主党の大統領候補者たちは、19日夜の討論会への登壇の準備中です。番組では選挙戦の中心的な課題である「国民皆保険制度(Medicare for All)」に目を向けます。新しい研究で、イェール大学の学者たちは、「国民皆保険制度」によりアメリカで毎年4500億ドル以上のコスト削減ができ、毎年68,000人の命を救えることを発見しました。米国で最も古く、最も権威のある査読付き医学雑誌の1つである『ランセット』誌(The Lancet)の研究によると、バーニー・サンダースとエリザベス・ウォーレンが支持する「国民皆保険制度」が、ピート・ブティジェッジが支持するモデル「希望者だけの皆保険制度(Medicare for All Who Want It)」よりもコストを削減し、費用対効果が高いことがわかりました。サンダースは、ネバダ州カーソンシティでのキャンペーン集会でこの研究に言及しました。コネチカット州ニューヘブンから、イェール公衆衛生学部の感染症モデリングおよび分析センターの代表であるアリソン・ガルバニに詳細を聞きます。彼女は、『ランセット』誌のこの新研究“Improving the prognosis of health care in the USA.”(「米国における医療予後の改善」)の主執筆者です。

  • 19日ラティーネクスとチカ―ノの組織である「ミヘンテ(われらの民」」(Mijente)は、ネバダの党員集会に先立って、初めて大統領候補支持表明を行い、バーニー・サンダースを推薦しました。グループはその決定について「2020年、トランプの再選の可能性は、私たちにとって、私たち市民、そして私たちの惑星にとって生死にかかわる脅威です。いま、歴史的な動員が必要な瞬間です。『ミヘンテ』がサンダースを選出する運動バーニー・サンダース (@BernieSanders)と共に闘うのはそのためです。」とツイートしました。この発表にはビデオも添えられています。投票者の圧倒的多数が白人であったアイオワ州とニューハンプシャー州での選挙戦の後、ネバダ州は人種的に多様な人口を擁する最初の州での選挙となります。ネバダ州の人口は、ほぼ30%がヒスパニックかラティーネクスで、10%が黒人です。入口調査によると、2016年のネバダ州民主党員集会の有権者の約3分の1は黒人またはラティーネクスでした。「ミヘンテ」のディレクター、マリサ フランコが番組に加わります。

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