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2019年6月4日(火)

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  • カナダ政府による背筋の寒くなるような調査が、遍在する先住民少女と女性の失踪と殺害は大虐殺であり、その責任はカナダ政府そのものにあると結論付けました。この調査結果は6月3日、カナダのジャスティン・トルドー首相と犠牲者の家族が参加した式典で「失踪・殺害された先住民女性と少女のカナダ国家調査」(Canadian National Inquiry into Missing and Murdered Indigenous Women and Girls)によって発表されました。参加者の多くは死者を追悼するために赤い花を持っていました。この国家調査委員会は2014年、マニトバ州ウィニペグのレッドリバーでサグキーン・ファースト・ネーション出身の15歳の少女ティナ・フォンティーヌの死体が発見されたことを受けて結成されました。先住民コミュニティは、先住民女性と少女、トゥースピリット(儀礼的第3の性)、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア(多様な性的嗜好を持つ)、クエスチョニング(性的アイデンティティを迷っている)、インターセックス(性分化疾患)、アセクシャル(性的興味を持たない)といった人々に多発する死と失踪にもっと注意を向けるよう呼び掛けながら、数十年にわたる苦悩と憤りを感じてきました。この報告書はその気持ちを受け継いでいます。犠牲者と生存者の約1500人の家族たちが委員会に証言しました。これらの証言には、1980年から2012年にかけて起きた、約1200人の先住民女性と少女の死亡または失踪に結びつく暴力、国家ぐるみの無策、そして「広く浸透している人種差別と性差別の固定観念」の様子が描写されています。先住民の活動家たちは、多くの死は報告されず気付かれないままであることから、1200人という数字は実際よりはるかに少ない可能性があると述べています。「失踪・殺害された先住民女性と少女のカナダ国家調査」の調査委員長であるマリオン・ブラーと、ブロック大学の女性とジェンダー研究所の准教授であるロビン・ブルジョワに話を聞きます。

  • 2020年の大統領選が激化し、トランプ大統領への弾劾要求も続いています。民主党内での深まる分裂について、調査報道サイト「インターセプト」のワシントンDC支局長であるライアン・グリムと共に検証します。グリムは新刊We’ve Got People: From Jesse Jackson to Alexandria Ocasio-Cortez, the End of Big Money and the Rise of a Movement(『私たちは人のために働く:ジェシー・ジャクソンからアレクサンドリア・オカシオ=コルテスまでビッグマネーの終焉と運動の高まり』)の著者です。彼はその中で「アレクサンドリア・オカシオ=コルテスは、どこからともなく現れたように見えるかもしれませんが、彼女を下院議員に就任させ、世界的な政治的スターへと上り詰めさせた運動は30年がかりで築かれたのです」と書いています。

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