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2019年4月4日(木)

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  • トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の公正発展党(AKP)は、2003年から16年間トルコの政治を牛耳ってきましたが、先週末の地方選挙で大きな敗北を期しました。AKPはトルコの2大都市イスタンブールおよびアンカラで与党の座を追われ、選挙結果に疑問を呈しています。有権者はエルドアンの独裁的な政治に不満を示しており、インフレと失業率の増加にも直面しています。選挙結果への疑問が上がったため、現在再集計が行われています。「今、エルドアンを批判するとテロリズム容疑か大統領への名誉棄損罪に問われます」と、ニュースクール大学教授で、「資本主義学のためのハイルブローナー・センター」(Heilbroner Center for Capitalism Studies)のファクルティー・フェローであるコライ・チャリスカンは言います。チャリスカンはトルコで25回起訴されています。「エルドアンはこうやって反対派を黙らせてきたのです」

  • 20年に渡りアルジェリアの大統領として君臨したアブデルアジズ・ブーテフリカが、抗議活動が何週間も続いた4月2日、辞任しました。軍指導部がブーテフリカに辞任を求めた直後のことです。82歳のブーテフリカは20年間大統領の座にあり、2013年に脳梗塞を患って以来公の場にはほとんど姿を現していません。アルジェリア市民は数週間に渡り大型デモを行い、大統領の辞任および現在の政治システムの全面的見直しを求めていました。5日にはさらなる抗議活動が予定されています。アルジェリア生まれの活動家で、2010年にグリーンカード抽選プログラムで当選して以来、米国在住のシーヘム・メラ=スリカに話を聞きます。メラ=スリカはアルジェリアおよび北アフリカ文化を広める「サンドバイミー! 」(SandByMe)の創設者です。メラ=スリカはアルジェリアの家族や親戚および抗議活動リーダーと緊密に連絡を取り合っています。メラ=スリカは現在、民主党のニューヨーク州上院議員アンドリュー・グーナースのアドバイザーで、「ニューヨーク・進歩派アクション・ネットワーク」(New York Progressive Action Network)の理事も務めています。

  • 3月30日、黄色いベスト運動はパリの街頭で20週目となる反政府デモを行いました。フランス当局が運動の取り締まりを行っているにも関わらずデモは決行されました。3月には、デモ隊と警官隊が衝突して200人近くが逮捕され、一部の抗議者が店舗などを破壊したため、フランス政府は軍を出動させ、シャンゼリゼ地域や他の場所での行進を禁止しました。警察はパリで、集まった人々に対し催涙ガスや放水銃を使用しました。30日のデモはフランス各地で3万3000人以上が抗議に参加、政府の推定によれば30万人近かった11月より減少しています。フランスで毎週行われているこのデモは、ガソリン税引き上げが発表された2018年に始まり、エマニュエル・マクロン政権に対する抗議集会が各地で行われています。「黄色いベスト」という運動名は、フランスで緊急時に身に着けるため車内に常備を定められている黄色の安全ベストを参加者が着ていることからきています。現在5か月間続いているこのデモで、「黄色いベスト」抗議者たちはマクロン政権のビジネス寄りの経済政策を批判、労働者階級および中産階級への公正な賃金と富裕層への増税を要求しています。パリにいるアレクシ・プランに話を聞きます。彼は新しいニュース・サイト「ル・モンド・モダーン」(Le Monde Moderne)の共同創設者です。

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