ベネズエラでは、米国の後ろ楯を受けた反政府勢力がニコラス・マドゥロ政権排除を試み、危機状態が続いています。ベネズエラのパドリノ国防相は1月24日、軍はマドゥロの側に立つと表明しました。前日23日には、トランプ大統領が、ベネズエラの野党指導者フアン・グアイドを同国の新たな元首として認めると宣言。ベネズエラ国民議会の新議長であるグアイドは同日、反対派の大規模なデモにおいて、自らを大統領として宣言していました。一方、マドゥロ大統領は米国に対し、ベネズエラからすべての外交官を退去させるよう要求。ワシントンはこの要求を無視し、マドゥロにはすでにそのような行動を取る権限はないと主張しています。ベネズエラの政治を長年観察してきた2人に話を聞きます。アレハンドロ・ベラスコはベネズエラ生まれでニューヨーク大学の教授です。スティーブ・エルナーはベネズエラ在住で同地で数十年にわたって教鞭をとっています。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています