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2019年1月22日(火)

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  • 数千人が1月18日、ワシントンDCで「先住民マーチ」(Indigenous Peoples March)に参加しました。翌19日、アメリカ先住民の長老と、同じ18日に行われていた「いのちの行進」(March for Life)に参加していたケンタッキー州のカトリック教高校の学生グループとの間で、行進の直後に起きたやりとりの映像がネット上で拡散するということが来ました。そこには、学生に囲まれたオマハ族の長老ネイサン・フィリップスが、静かにドラムを叩いて歌っている様子が映っており、学生の何人かは「米国を再び偉大に」(Make America Great Again:MAGA)と書かれた帽子を被っています。映像から判断する限り、学生たちはフィリップスを嘲り、ばかにしているように見えます。何人かの学生が腕でトマホーク・チョップの動きをする様子が映っており、ニヤニヤ笑いを浮かべ赤いMAGA帽子をかぶった学生の一人がフィリップスの真正面に立っているのが見えます。この映像に対し広い範囲で怒りの声が上がりましたが、ネットにこの事件の、いくつか別の映像が投稿されると、一部のコメンテーターは学生たちへの批判を控えるようになりました。何が起きたのか、ネイサン・フィリップスに話を聞きます。彼はベトナム戦争時代の退役軍人で「先住民若者協会」(Native Youth Alliance)の元代表です。

  • ネット上で拡散した、カトリック教高校の学生がワシントンDCのリンカーン記念堂の近くでアメリカ先住民の長老を侮辱しているように見える映像についての検証を続けます。活動家で「ラコタ族の法律プロジェクト」(Lakota People’s Law Project)の主席弁護士であるチェイス・アイアン・アイズに話を聞きます。彼は「先住民マーチ」(Indigenous Peoples March)の代理人として話します。

  • 1890年から現在までのアメリカ先住民を検証するデイビット・トレアーの素晴らしい新著The Heartbeat of Wounded Knee(『ウンデット・ニーの鼓動』)を見ていきながら本日の放送を締めくくります。この本は回想と幅広いインタビュー、そして語りを効果的に織り交ぜ、 主流文化から省みられることのなかった先住民の数十年分の歴史を描いています。デイビット・トレアーはミシガン州北部のリーチ湖インディアン居留地出身のオジブワ族です。彼は南カリフォルニア大学で文学と創作文を教えています。

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