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2019年11月7日(木)

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  • アルジェリアでは汚職、反体制派指導者の投獄、軍が政治の実権を握ることに反対するデモが9か月目を迎えています。11月1日はフランスからの独立戦争65周年を記念して首都アルジェには数万人が集まり、選挙よりも「新たな革命」を求め抗議を続けました。反体制派は次の選挙も不正がまかり通ると見ています。アルジェリアの暫定政府は選挙を前にデモ参加者への弾圧を強めており、6日夜には抗議中の学生100人以上が逮捕されました。アブデルカデル・ベンサラー暫定大統領は、12月12日に大統領選挙を行うと発表しています。これは、数週間に渡る抗議運動の後、長期権力を握ってきたアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領が4月に辞任したのを受けてのことです。アルジェリア系米国人活動家で、アルジェリア支援のためのデモを先週末サンフランシスコで組織したメディ・ケイシと、アルジェリアを拠点とするジャーナリスト、ダイカ・デリディ記者に話を聞きます。「これは政治的蜂起であるとともに、アルジェリア人が今感じている大いなる誇りと自己愛の現れでもあります」とデリディは言います。「アルジェリア人はもっと深い変化を求めており、諦めはしません」

  • 米司法省は元ツイッター社員を、サウジアラビアが同国を批判する数千人を監視するのに加担したとして告発しました。アリ・アルザバラとアフマド・アブアモは、ユーザー・アカウントに紐づけられた電話番号やメールアドレスのみならず、身元や居場所確認に使用できるIPアドレスなどの詳細情報をサウジ政府に流していました。今回の告発の1年前には在トルコのサウジ領事館内で、サウジ人ジャーナリストで同国に批判的だったジャマル・カショギが残酷な方法で殺害されました。ヒューマンライツ・ウォッチによる新たな報告書ではカショギの残酷な殺害から1年経ってもサウジ政府は多くの活動家、政権批判派や聖職者を強制的に拘束しています。報告書によれば、モハメド・ビン=サルマン皇太子が主導したとされるサウジ女性や若者のためのイニシャティブの裏には「暗い現実」があるといいます。これには女性活動家の大量逮捕も含まれ、その中には性的暴力を振るわれ電気ショックで拷問されたと訴える人もいます。ヒューマンライツ・ウォッチの中東研究者アダム・クーグルに話を聞きます。

  • ドキュメンタリー映画The Pollinators(『花粉を運ぶものたち』)は、人類の存続を決定づけるかもしれない世界中のミツバチについて描きます。ミツバチは私たちが消費するほぼ全ての果物、野菜、ナッツの花粉を運んでおり、私たちの食物の3分の1はミツバチの働きに頼っているとする専門家もいます。しかし現在、ミツバチの未来は危機にさらされており、蜂群の崩壊が広く報道されています。過去15年、養蜂家は殺虫剤の使用、寄生生物、生息場所の消滅から蜂の数が大幅に減っていると報告してきました。科学者は、気候変動で気温が上昇すればミツバチ絶滅のスピードが加速する可能性があり、その存続を脅かしていると警告します。蜂減少危機について、The Pollinatorsの監督でカメラマン、養蜂家でもあるピーター・ネルソンに話を聞きます。

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