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2019年8月5日(月)

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  • 13時間のうちに銃乱射事件が2件連続するという衝撃が米国を走りました。8月3日朝に起きた1件目では、テキサス州エルパソの混み合ったウォルマート店内で、重武装した犯人が発砲、メキシコ人を含む20人が死亡しました。連邦当局はこの事件を国内テロとして扱っています。容疑者は、エルパソから600マイル(約970キロ)離れたダラス郊外に住む21歳の白人男性パトリック・クルシウスと特定されました。犯行直前、極右のユーザーが多いことで知られる掲示板「8chan」に反移民のマニフェスト(宣言書)を投稿していました。マニフェストでは、移民が南部の国境を越えてやって来ることを「侵略」と呼ぶなどトランプ大統領の発言と重なる言動がありました。テキサス州下院の民主党議員のセザール・ブランコと、エルパソの移民の権利擁護団体「人権のための国境ネットワーク」(Border Network for Human Rights)創設者で代表を務めるフェルナンド・ガルシアに話を聞きます。

  • ニューヨークタイムズ紙によると、米国では白人至上主義の過激派による銃乱射でここ18カ月で少なくとも63人が死亡しました。連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は7月、上院司法委員会の委員に対し、ここ9カ月、人種差別と白人至上主義に駆られた犯罪は上昇傾向にあると語っています。しかし元FBI捜査官らは、FBI局内では、白人ナショナリストによる暴力を抑える取り組みに乗り気でないムードがあり、これにはトランプ大統領のレトリックも部分的に影響していると指摘します。ニューヨーク大学法科大学院ブレナン・センターのフェロー、マイク・ジャーマンに話を聞きます。ジャーマンは1988年から2004年まで国内テロ対策専門のFBI捜査官を務めました。

  • 米国では13時間の間にテキサス州エルパソとオハイオ州デイトンで2件の銃乱射事件が起こり、29人が死亡しました。エルパソの銃乱射事件では、容疑者が犯行直前に、極右のユーザーが多いことで知られる掲示板「8chan」に反移民のマニフェスト(宣言書)を投稿していました。デイトンの事件の動機はまだ判明していません。バーニー・サンダース上院議員と民主党リーダーらは、上院院内総務のミッチ・マコネルに、下院で最近可決された2本の銃安全法案を採決するための上院特別議会を開くよう求めています。一方、全米ライフル協会(NRA)は内部から崩壊しつつあります。銃暴力など銃関連ニュースに特化した非営利報道サイト「ザ・トレイス(The Trace)」の記者、アレックス・ヤブロンに話を聞きます。

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