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2019年7月10日(水)

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  • 移民刑務所での難民の子供たちや家族への生死にかかわる劣悪な扱いを視察するために、連邦議員たちがメキシコとの国境に集結してから1週間以上がたちますが、難民申請者にとって危険で不衛生な状況の報告が続いています。テキサス州クリントでは、何百人もの移民の子供が、十分な食料、水、ベッド、医療の供給もままならぬまま収監されていることで国際的な注目を集めた国境警備施設で、いまでは疥癬や帯状疱疹、水疱瘡が蔓延していると国境エージェントが報告しています。アリゾナ州ユマでは、収監された移民の子供たちが、虐待や性的暴力の対象となっているとNBC放送が報道しま した。多くの賞を受賞している著述家ジョン・カルロス・フレイに話を聞きます。彼の新著Sand and Blood: America’s Stealth War on the Mexico Border(『砂と血:メキシコ国境における米国のひそかな戦争』)は、民主・共和党両党が、いかにして今日の悲惨な移民政策システムの基盤を構築してきたか、を検証しています。

  • ジョン・カルロス・フレイの新著Sand and Blood: America’s Stealth War on the Mexico Border(『「砂と血:メキシコ国境における米国のひそかな戦争』)は、民主・共和両党による数十年にわたる人の生死にかかわる劣悪な移民政策を通して、いかにして米国とメキシコの国境が戦争地帯と化したかを年代を追って記録しています。が、同書はまた彼の家族の個人的な家族史を通しての米国境の検証でもあります。フレイはメキシコのティファナで生まれ、まだ幼児の頃1965年に、家族と一緒に米国に移住しました。カリフォルニア州サンディエゴ南部で育った彼は、米国の移民政策が国境地帯に及ぼす影響を毎日目の当たりにしました。彼の父親は米国市民でしたが、母親はメキシコからの移民でした。フレイの本の献辞には、「私や私の兄弟姉妹により良い人生を与えようとしてメキシコから米国に移民した私の母へ、そして同じ思いで移住を試み、命を落としたすべての母と父に」と記されています。ニューヨークのスタジオでジョン・カルロス・フレイに話を聞きます。

  • 米国がメキシコ国境で庇護を求める移民への取り締まり続ける中、彼らが母国から逃がれる大きな誘因なのにあまり報告されることのない気候危機に注目します。Sand and Blood: America’s Stealth War on the Mexico Border(『砂と血:メキシコの国境における米国のひそかな戦争』)の著者であるジョン・カルロス・フレイは、米国に向かうキャラバンで旅する中米からの気候難民たちとひと時を共にしました。「この干ばつが続くのなら、中米一帯すべてで飢饉を目にするでしょう。それが彼らがやってくる主な理由の一つなのです。政府は、中米に気候危機があるという事実を認めようとすらしていません」

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