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2019年6月20日(木)

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  • 6月19日、下院司法委員会小委員会は米国の奴隷への賠償に関する歴史的公聴会を開きました。このトピックに関する公聴会は10年以上開かれていませんでした。この日は「ジューンティーンス」(Juneteenth)と呼ばれる記念日で、1865年6月19日はテキサス州ガルベストンの奴隷たちが、リンカーンが発行した奴隷解放宣言により奴隷制度がようやく廃止されたことを知った日です。また今年は大西洋を横断した奴隷貿易400周年でもあります。議会は今「アフリカ系米国人賠償提案のための調査および発案法」(Commission to Study and Develop Reparation Proposals for African-Americans Act)いう名の法案を検討しています。これは数十年間、ジョン・コニャーズ元下院議員が推し進めてきたものの実現しなかった法案を、ヒューストンの民主党下院議員シーラ・ジャクソン=リーが引き継ぎ提出したものです。この法案の名称「H.R.40」は、解放された奴隷に約束されたものの実現することのなかった「40エイカーの土地とラバ1頭」にちなみます。公聴会を前に共和党の上院多数党院内総務ミッチ・マコネルは、「150年前に起こったことで、今生きている人間には責任のないことへの賠償が良い案とは思えない」と発言しました。賞に輝く作家タナハシ・コーツは、この歴史的委員会で証言を行い、マコネルに反論しました。

  • 6月19日、米下院で奴隷への賠償に関する歴史的公聴会が行われましたが、そこで証言した著名な作家タナハシ・コーツに永遠の負の遺産としての米国奴隷制度、賠償に関する会話が過去5年間に米国でいかに進化したか、そして上院多数党院内総務ミッチ・マコネルに対する反論となった「H.R.40」法案支持の証言について話を聞きます。コーツは「アメリカは奴隷制度の上に成り立っていた」と語ります。

  • 民主党の大統領候補となるべく予備選を戦うジョー・バイデンは、寄付集めのイベントで70年代から80年代にかけて人種差別主義者である上院議員らとの「礼儀正しい」関係を懐かしい思い出として披露し批判されています。6月18日にニューヨーク市カーライル・ホテルで行われたイベントで、バイデンは人種差別主義者だったミズーリ州選出民主党上院議員の故ジェームズ・イーストランドと、ジョージア州選出のハーマン・タルマージ上院議員との関係を懐かしがりました。報道によればバイデンは、「私はジェームズ・O・イーストランドと党員集会で一緒だった。…彼から「ボーイ」と呼ばれたことはない。私のことは「サン(son)」と呼んだ」と語りました。バイデンはまた、「ハーマン・タルマージは知りあった中でも一番意地の悪い男の一人だった。それでも、少なくとも彼との間にはある程度の礼儀があった。仕事となれば協力し合った」と語りました。コーリー・ブッカー上院議員、カマラ・ハリス上院議員、バーニー・サンダース上院議員、エリザベス・ウォーレン上院議員、ビル・デブラシオ市長を含む多くの民主党大統領候補がバイデンを批判しています。著名な作家タナハシ・コーツに、70年代の差別撤廃に向けたバス通学(Desegregation busing)への反対から、90年代の大量投獄の後押しまで、長く公民権保護に逆行する側についていたジョー・バイデンの経歴について話を聞きます。コーツは「ジョー・バイデンは大統領になるべきではない」と語ります。

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