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2019年6月13日(木)

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  • 香港当局は政府事務所を閉鎖し、香港特別行政区立法会での議論を延期し、その前日には警察が催涙弾、ゴム製の弾丸、唐辛子スプレーを、デモ隊にあびせました。このデモは香港在住の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする条例に抗議するもので数万人が参加する大規模なものとなっています。6月12日、デモ隊はこの条例を議員が議論する立法会議事堂に突入しようと試みました。ヒューマンライツ・ウォッチは、香港当局が平和的抗議活動に対し「過度な力」を行使していると非難しています。デモ参加者たちは警察が無差別に力を行使しているといいます。香港を拠点とする作家でニュースサイト「Quartz」記者メアリー・ホイに話を聞きます。ホイは引き渡し条例と抗議活動について報道しています。

  • アリゾナ州ツーソンでは、陪審が同州南部のソノラ砂漠を横断中の不法移民2人に水、食事、清潔な服、そしてベッドを提供したとして罪に問われた人道的活動家スコット・ウォーレンを有罪にすることを拒否しました。ウォーレンは有罪となれば最長20年の禁固刑に処される可能性がありましたが、6月11日、陪審員たちが評決に至らず行き詰ったことで審理無効になりました。陪審員のうち8人がウォーレンは無実だと考え、4人は有罪と判断しました。7月2日には状況審理が予定されています。検察側はウォーレンの再裁判を求めるかどうかのコメントを控えています。この事件を広範囲に報道してきたニュースサイト「インターセプト」(The Intercept)の記者ライアン・デブローに話を聞きます。(画像クレジット: 「No More Deaths」)

  • トランスジェンダーの黒人ラテン系女性レイリーン・ポランコが6月8日、ニューヨークのライカーズ刑務所の監房で死亡しているのが見つかり、怒りの声が高まっています。ポランコは軽罪で逮捕され、500ドルの保釈金を支払えなかったため4月にライカーズ刑務所に送られましたが、約2ヶ月後死亡しました。ポランコの遺族、友人、トランスジェンダー権利活動家たちが27歳のポランコが死に至った状況について答えを求めていますが、市当局は死因がまだわかっていないとしています。ポランコはライカーズ刑務所でトランスジェンダー女性専用の区域に置かれたものの、死の1週間前には「拘束型居住地」(restrictive housing)に移されました。ポランコの弁護士によれば、これは独房監禁に等しいといいます。ポランコの死は、プライド月間のはじめに起こりました。その前日には、ニューヨーク市警がマンハッタンのグリニッチ・ビレッジにあるゲイとトランスジェンダー向けバー「ストーンウォール・イン」への50年前の強制捜査を謝罪しています。これは1969年に警察がこのバーで暴力的強制捜査を行い、それに対する反乱が発生、現代のLGBTQ権利保護活動のきっかけとなった事件です。トランスジェンダー活動家で作家、Out誌の編集長のラケル・ウィリスと、レイリーン・ポランコ遺族の弁護士を務めるジョエル・ベルトハイマーに話を聞きます。

  • トランスジェンダー女優でモデルのインディラ・ムーアが6月10日、ニューヨーク市フォーリー・スクエアに集まった抗議者らの前で発言、8日、ライカーズ刑務所の監房で死亡しているのが見つかったトランスジェンダーの黒人ラテン系女性レイリーン・ポランコの正義を求めました。ポランコは軽罪で逮捕され、500ドルの保釈金を支払えなかったため4月にライカーズ刑務所に送られ、約2ヶ月後に死亡しました。「私達はみな、法的助言、自由、正義、援助を受けるに値します。私達はみな、生きるに値します。私達はみな、愛されるに値するのです」とムーアはスピーチしました。「私達が自分たちの肉体を使い、声を上げ、そして果敢に抵抗することが、暴虐的現政権とその支持者たち、信仰の名の下に私達を切り捨てようとする宗教、そして警察、刑務所、私達を切り捨てることを社会に許す政治的システム、ライカーズ島保護下にあるミステリアスな私達の死体よりも、あなたを不安に掻き立て恐ろしいと思わせるなら…私達はもう遠慮したり黙ってはいません」インディラ・ムーアは先日、タイム誌の最も影響力のある100人のひとりに選ばれました。スタジオで、トランスジェンダー活動家で作家、Out誌の編集長のラケル・ウィリスにも話を聞きます

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