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2019年5月9日(木)

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  • 米下院司法委員会は、ムラー特別検察官が提出した改編されていない報告書と基本的証拠を議会に提出するのを拒否したウィリアム・バー司法長官を、議会侮辱罪に問うことを決定しました。一方、下院情報委員会のアダム・シフ委員長は、司法省に対し改編なしの報告書への召喚状を発行しました。ホワイトハウスは統領特権を行使して改編なしの報告書を議会への提出することを拒否し、元ホワイトハウス顧問ドン・マクガーンに対しても、ムラー捜査に関する資料を議会に提出することを禁じました。ニュース・サイト「シンク・プログレス」(ThinkProgress)のコラムニスト、イアン・ミルハイザーに話を聞きます。ミルハイザーの最近記事は ”Trump’s claim that the Mueller report is protected by executive privilege is hot garbage”(「ムラー報告書は大統領特権で保護されているというトランプの主張は全くのナンセンス」)です。

  • ウーバーとリフトの運転手たちが5月8日ストライキを決行しましたが、ニューメキシコ州選出のデブ・ハーランド民主党下院議員が、ウーバーとリフトに運転手の社会保障と医療保険費用を負担させる法案を発表しました。運転手たちは「独立請負業者」と見なされているため、現在は自分で社会保障費および医療保険費用を支払う必要があります。ハーランド議員の法案では、いわゆるギグ・エコノミーで独立請負業者と呼ばれる労働者を大量に雇うリフトやウーバーなどの多国籍企業にそれらを全て負担させるものです。ハーランド議員は「ギグ・エコノミーをもう野放しにはしない」と声明を出しています。米国会議事堂よりハーランド議員に話を聞きます。

  • ウーバーとリフトの運転手が5月8日、世界各地で低賃金と労働者への粗悪な扱いに抗議するストライキを起こしました。ウーバーは近日、株式を新規公開(IPO)することになっており、同社の時価総額は900億ドルを超え史上最大のIPOとなる可能性があります。このIPOでウーバーの重役たちが、数百万ドルを手にすると見込まれる一方、運転手たちの労働環境は悪化の一途だと彼らは主張します。ロサンゼルス、ロンドン、メルボルン、サンパウロ、ニューヨークなどの都市で8日、運転手たちがストライキを起こし、ウーバーやリフトなどの配車サービスに、運転手を独立請負業者ではなく正社員と同等に扱い、生活できる賃金および、説明なしで運転手を解雇することを止めることなどの措置を求めました。ストに参加したウーバーとリフトの運転手はウォール街に集まり、これら配車サービスの方針を非難しました。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、リビー・レイニーが、ウーバーが賃金を引き下たため、収入が3分の1に減ったという運転手インダー・パーマーに話を聞きました。

  • 5月8日のニューヨークでのウーバーとリフトの運転手によるストライキには、ニューヨーク・タクシー労働者連合(New York Taxi Workers Alliance)が準備に手を貸しました。同連合のベラビ・デサイ事務局長に話を聞きます。

  • 主要な科学者からなる委員会が衝撃の新報告書を発表しました。それによると人間の活動が原因で野生の種が絶滅および崩壊しており、それが現代の私たちの生涯の間にも、人類の存続を脅かす可能性があるとしています。国連の生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)が今週はじめ発表した結論によれば、現在の傾向が反転されない限り100万種の植物および動物種が近い将来、絶滅の危機に瀕しているということです。この研究では、世界の絶滅速度は「過去1000万年に比べ少なくとも数十万倍速い」と推定しています。この研究は世界的な生物の多様性研究としては最大かつ最も包括的なもので、3年間で1万5000件の科学論文を参考にしました。この画期的な報告書は、工業的農業および漁業が今回の危機の大きな原因であると指摘し、現在の生物多様性の喪失および種の絶滅の傾向を食い止めるために「変革的改善」を求めています。この国連の報告書の監修および主筆者のひとりケイト・ブラウマンに話を聞きます。ブラウマンはミネソタ大学の環境科学者です。ニューヨーク市立大学大学院センターおよびスタテンアイランド大学のポストコロニアル学の教授であるアシュリー・ドーソンにも話を聞きます。ドーソンの著書にはExtreme Cities: The Peril and Promise of Urban Life in the Age of Climate Change(『極限の都市――気候変動時代の都市生活の危険性と可能性』)およびExtinction: A Radical History(『絶滅――極端な歴史』)などがあります。

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