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2018年8月3日(金)

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  • コンゴ民主共和国では、相次ぐ残酷な暴力が全国に広がる最悪の人道的危機に瀕しています。2017年には約200万人の市民が家を捨てて避難しました。国内避難民の数は700万人近くに達しており、更に50万人が他のアフリカの国々に逃れて難民となりました。国連によれば、同国市民1300万人が緊急人道的援助を必要としています。この危機を国際メディアはほとんど報じてきませんでしたが、今週『Viceニュース』が、最近行われた民族浄化について衝撃的な調査報道を公表しました。マシェティ(山刀)を手にした数百人の民兵がウガンダとの国境近くの地域に押し寄せ、約120の集落を攻撃しました。数百人が犠牲となり、住宅数千戸が破壊され、約35万人が難民となりました。この暴力行為が起きる前の2017年、米国はトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」政策の一環として、唐突にコンゴを含む数カ国で平和維持活動を停止していました。『Viceニュース』に寄稿する作家のニック・タースに話を聞きます。タースの記事はA Slaughter in Silence: How a brutal ethnic cleansing campaign in DRC was made worse by Trump’s 'America First' policies and the world’s neglect(「静かに進む殺戮--コンゴ民主共和国の残虐な民族浄化 トランプのアメリカ・ファースト政策と世界の放置で悪化」)というタイトルです。

  • メキシコ人ジャーナリスト、エミリオ・グティエレス=ソトと息子のオスカルは移民関税捜査局(ICE)に7か月間拘束された後、解放されました。グティエレス=ソトが米国に亡命を求めたのは2008年、メキシコ軍内の汚職疑惑を取材したことで殺害の脅しを受けたためでした。グティエレス=ソトは米記者クラブでのスピーチで米の亡命者受け入れ政策を批判した数週間後の12月に拘束されました。連邦判事のひとりは、エミリオ・グティエレス=ソトと息子のオスカルをトランプ政権が拘束したのは、米国憲法修正第一条、言論の自由の侵害に当たらないか疑問を呈しています。テキサス州エルパソにて、エミリオ・グティエレス=ソトに、解放直後にインタビューしました。

  • 9か月にもわたる長い捜査の末、7月31日にオリビア・ローン・ベアの遺体がフォート・バートホールド保留地にある自宅近くの湖に水没した軽トラックの内で発見されました。5人の子の母である彼女はノースダコタ州ニュータウンで10月末から行方不明になっていました。今回の事件で、米国各地で先住民の女性が異常に高い確率で行方不明、レイプ、殺人に遭っていることに、再び注目が集まっています。特にダコタ・アクセス・パイプラインの出発地点でもあるノースダコタ州バッケン・シェールのような石油採掘地域では、この比率が更に高くなっています。オリビア・ローン・ベアの兄弟で、過去9か月間オリビアを捜しつづけたマシューに話を聞きます。チェロキー・ネイションの一員で先住民部族の主権および司法権回復を専門とするメアリー・キャサリン・ネーグルにも話を聞きます。彼女は弁護士事務所パイプステム・ロー(Pipestem Law)のパートナーです。

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